日本海事センター 連携プロジェクト

海事教育 具体的取り組み事例

ホーム > 海事教育 具体的取り組み事例 > 交流活動 > 事例3.『太平洋のエコ通信 2009』

事例3.『太平洋のエコ通信 2009』

1.概要

 帆船「海王丸」に乗船中の実習生115名(全国5つの商船高等専門学校の学生)と神戸大学発達科学部附属住吉小学校6年生・38名(2008年11月に「海王丸」での特別見学会に参加した経験あり)が、2009年1月10日(土)からの帆船「海王丸」のホノルル往復遠洋航海の期間中、太平洋を舞台に『エコ』をテーマとしたメッセージ交換などの継続的な交流活動を実施しているもので、実習生・小学生双方にグローバルな視点での思考形成を促すことを目的としています。この交流活動による教育効果の評価についても実施する予定です。

 交流活動のシンボルとして、附属住吉小学校6年生から『エコ』をテーマにしたメッセージを書き込んだ布を、この遠洋航海中、帆船「海王丸」の帆の中で目につく箇所に縫いつけて実際に帆走しています。

 帆船「海王丸」は1月10日に東京港を出航後、2月7日にホノルル港に到着し、その後2月12日にホノルル港から帰航を開始し、3月7日に東京港着の予定です。

<メッセージ交換方法>

 帆船「海王丸」実習生と附属住吉小学校6年生のメッセージ交換は、航海訓練所を介して行います。また、航海中の緯度・経度情報も毎日更新していきます。

  kaiwo_sumiyoshi.jpg

2.海王丸の位置情報

                  kmaru2009_1_map10.jpg
                  海王丸の現在位置(2009年3月7日東京帰港)
                                        (海王丸の動静の詳細は、 (独)航海訓練所HP へ)

 

3.活動状況(新着順)

エコ通信17(住吉小学校→海王丸) (2009.3.11)

<子供達からのメッセージ(一部)>  2009年3月11日記入

(メッセージ1)

 お返事ありがとうございます。生分解できる洗剤というのは初めて知り、とてもおどろきました。今まで、あまりどんな洗剤が環境にやさしいのかということは考えたことがありませんでした。またお店に行った時などに見てみたいと思います。エコ通信を書いたり、見たりして今までより環境について身近に感じられるようになりました。海王丸についても知ることができ、良かったです。エコな生活は中学に行っても、高校に行っても、生きている間は続けるつもりです。今までありがとうございました。

(メッセージ2)

 もうこれで最後のエコ通信になります。海王丸の皆様、今までありがとうございました。エコ通信をしたコトで、海についていろいろわかりました。私が一番心に残っていることは、「アホウドリ」についてです。私はエコ通信をして初めてアホウドリのことがわかりました。この前のエコ通信を見ると「海へ・・・」という洗剤を使っているそうですね。他にも海王丸のエコや海王丸でできるエコということを知りました。今までおいそがしい中、私達の質問やお願いを聞いてくれてありがとうございました。これからも私達はエコな生活を送るので、皆さんもエコな生活をがんばってください。

(メッセージ3)

 エコ通信ありがとうございました。東京に着く前、波があらかったそうですね。まだ訓練があるそうですが、海王丸でしてきたエコなことを引き続きして下さい。ぼく達もこれでエコな生活をやめるのではなく、いつまでもエコ通信でやってきたことを忘れずにエコ生活をしたいと思います。長い間エコ通信ありがとうございました。

(メッセージ4)

 エコ通信ありがとうございました。私の家では、洗剤を使わなくても汚れが落とせるタワシを使っています。これからも身近なところからエコをしていきたいと思いっています。海王丸は東京に着いたそうですね。どうもおつかれさまでした。今までエコの話を聞いてきて私はとてもたくさんのことを教えてもらいました。特に船でやっているエコを聞いて私達も生かせることがあったし、とても勉強になりました。このエコ通信が終わってもエコは心がけていきたいと思います。どうもありがとうございました。

(メッセージ5)

 エコ通信が終わってしまいますね。けれど私はこのエコ通信でたくさんの事を学びました。1つ目は海に対する意識です。海にはあまり興味はなかったけれど、エコ通信をすることによって少しずつ興味を持つことが出来ました。2つ目はエコです。今まで表面上は「エコ、エコ」と言ってきているけれど、この学習によって今の地球についてくわしく知ることができました。エコ通信やこの学習は終わってしまうけれど、これからもエコしていきます。だからみなさんもがんばってください!! 

 

エコ通信16(海王丸→住吉小学校) (2009.3.10)

<実習生からのメッセージ> 2009年3月8日記入

 皆さんお元気ですか?海王丸は3月7日(土)に東京に帰って来ました。

 これまで、エコ通信のメッセージありがとうございました。皆さんからのメッセージで元気づけられるとともに、私達もエコについて、地球環境について色々と考える機会をいただきました。

 私達はもうすぐ海王丸を下船し、4月1日から別の船に乗船して9月まであと半年間の実習を行います。次の船に行っても、また卒業してからも、エコについて考え、地球環境について考えて生活をしたいと思います。

 皆さんも中学校へ進学してもエコな生活をしましょう。

 どうもありがとうございました。

 

エコ通信15(海王丸→住吉小学校) (2009.2.26)

<実習生からのメッセージ> 2009年2月26日記入

○皆さんお元気ですか?海王丸はエンジンを使って日本へ向かっています。セイルを全て取り外して、マストとヤードのペンキを塗りました。海王丸は私達がお化粧をなおして、きれいになりました。

○私達は2日間にわたり試験を受けました。12科目もの試験があって、大変でした。

○昨日、日本最東端の島、南鳥島に接近しました。平らで小さな島でしたが、南の島特有のきれいな島でした。島の近くには、鳥がたくさん飛んでいて、海面に魚が跳ねているのを見ました。

○私ごとですが、洗濯で使う洗剤にこだわっています。私が使っているのはがんこ本舗の洗濯用洗剤で「海へ・・・」といいます。この洗剤の特徴は以下のとおりです。

 1.海洋タンカーの事故研究から生まれた生分解する洗剤です。1日97%、7日で100%生分解されます。生分解というのは、微生物による消費(食べる)によってモノが自然界に還ることです。そのスピードが速いほど環境にかける負担は少ないのです。この洗剤は、24時間でほとんど生分解されます。

 2.ほんのちょっとの量で、しっかり汚れが落ちます。たったティースプーン1杯(約5㎜)で洗濯ができます。泡立ちが少なく、すすぎも1回で十分なので、余分な水を使いません。

どうですか?洗剤だけでなく環境に優しいグッズを探してみませんか?

何か良いものがあったら教えて下さい。 

 

エコ通信14(海王丸→住吉小学校) (2009.2.20)

<実習生からのメッセージ> 2009年2月18日記入

(メッセージ1)

 海王丸は2月12日の11:30にホノルルを出港して、2時間後にダイヤモンドヘッドの沖で全部の帆(36枚)を展帆しました!帰りの航海は帆を取り外して、マストやヤードを塗装するので、18日までの6日間はエコ航海です。

 ホノルルの近くでは、クジラが潮を吹いている姿と、数頭のイルカが海王丸の周りを泳いでいました。今日も小さなクジラが船首の近くで気持ちよさそうに泳いでいるのを見つけました。

 皆さんのメッセージが書かれた帆布は、昨日のセール取り外し前に、縫った糸を切って外しました。マストを支えるワイヤロープの錆とタールがついて汚れてしまいましたが、他はきれいです。太平洋の空気がきれいだったからかな?

 では帰りの航海もがんばります!

(メッセージ2)

 皆さん、エコ&応援メッセージありがとうございました。

 私達がクリーンアップしたアラモアナビーチは、公園に隣接していてバーベキューなどができるので、そのゴミが少しありました。ゴミ箱があってもその周りもプラスチック容器などのゴミが落ちていました。他にワイキキビーチでは、森先生がお話ししていたようにタバコの吸い殻が落ちていました。

 ハワイの人達はポリネシアの島々から渡って来て、平和に暮らしていましたが、アメリカ本土から多くの人々が渡って来て海岸沿の便利な所、住みやすい所から山の方へ追いやられたそうです。そしてハワイ語を話すことも禁じられたそうです。そんなハワイの人達が本来のハワイを取り戻し復活させようとして、その象徴として造られたのがホクレアであり、ホクレアの航海だそうです。恐らくハワイも日本も人が多くなり、人間活動が盛んになるに従い、環境問題が生まれてきたのだと思います。したがって、環境問題は一部の人々の問題ではなくたくさんいる人間一人一人の問題だと思います。一人一人が変わらなければいけないと思います。

 

エコ通信13(住吉小学校→海王丸) (2009.2.18)

<子供達からのメッセージ(一部)>  2009年2月18日記入

(メッセージ1)

 メッセージありがとうございます。ハワイでクリーンアップをしたと聞きました。やはりタバコのゴミがあるのは日本(須磨海岸)と同じです。よくハワイの海はきれいと聞き、また、行ってみたいと思っていますが、日本の海とハワイの海でちがうことがあれば、教えてほしいと思います。ホクレアについても先生からも聞き、とってもエコな船(ボート!?)だと思いました。また船のことでエコに関することがあれば教えて下さい。

(メッセージ2)

 ハワイの海はきれいだったようでよかったです。でも、タバコのフィルターは落ちていたことから、やっぱり人が多い所はよごれてしまうんだなぁと思いました。ハワイでは毎日清そう活動をしているからきれいになっているのかな、と思いました。日本もその活動を取り入れたら良いと思います。日本に無事に帰ってこれるようがんばってください。

(メッセージ3)

 ホクレアは、すごいエコな船らしいですね。海王丸もホクレアを参考にして、よりエコな船を目指して下さい。

 メッセージを書いた帆はどうですか?僕達のメッセージはハワイのに伝わりましたか。また、帆はまだきれいですか。行きはまだきれいだったらしいので、日本へ向かう時の帆の状況を教えてほしいと思います。

(メッセージ4)

 エコ通信ありがとうございます。ホクレアのことを聞いてびっくりしました!とてもエコな船で、ソーラーパネルしかない船でよく日本に来られたと思いました。

 ホノルルの海はきれいなそうですが、森先生が言っているのでは、タバコのフィルターが落ちていたそうです。それにハワイの海は年々よごれているそうです。日本人が行く時は一つもゴミを落とさないようにし、それを世界に伝えていきたいです。

 

エコ通信12(海王丸→住吉小学校) (2009.2.17)

<実習生からのメッセージ> 2009年2月14日記入

○ホノルルまで飛んで来た森先生、和田先生から皆さんの「エコ&応援メッセージ」をいただきました。ありがとうございます。

○皆さんからのメッセージはホクレアの船長の一人カイウラニさんへ手渡されたと聞きました。よかったですね。私達も停泊中にホクレアへ行って来ました。ハワイの歴史、ホクレアの歴史や船内生活のことなどを説明していただきました。

 ホクレアは海王丸よりもずっと小さいので水はとても貴重だそうです。また、電気はソーラーパネルで太陽光発電をして、バッテリー(蓄電池)に蓄えるそうです。超エコですね。

○私達もホノルルのアラモアナビーチのクリーンアップをしました。 タバコやプラスチックの容器などのゴミが少しある程度でした。ホノルルは観光地でたくさんの人々が訪れるので、毎日清掃をしているため、ゴミが少ないのではないかと思います。

 ハワイの海はとてもきれいでした。青い海と空、白い雲、ハワイ最高です。

 きれいな海はきれいなままを保ちたくなりますよね。

 世界中の一人一人が環境について考えたら良いと思います。

 ※ホクレアとは、「ホクレア号」という古代の伝統航海術を再現した原始的なカヌーで世界中を航海しているプロジェクトです。カヌーを通して、海洋文化継承、地球環境保全など幅広い教育活動を展開しています。

  •  「海王丸」ホノルル出港(2009.02.12)

   「海王丸」は、2月12日11時30分(日本時間:2月13日06時30分)にホノルル港から東京港へ向けて出発しました。

エコ通信11 (住吉小学校→海王丸) (2009.2.7 森先生がハワイへ持参)

eco017.JPG メッセージを国枝船長に手渡す森先生

<子供達からのメッセージ(一部)>  2009年2月6日記入

(メッセージ1)

 エコ通信ありがとうございます。海王丸は帆走だけがエコなのではなく、3R(リユース、リデュース、リサイクル)や節電の工夫をしていることも知りました。僕の家でも電気をこまめに消したり、ペットボトルなど分別して捨てています。

 6年は組が須磨海岸でクリーンアップに取り組んだ時は、タバコやプラスチックのゴミなどが大量に落ちていました。海王丸の皆様は、ハワイでクリーンアップに取り組むそうですが、どのようなゴミがどれくらい落ちていたのか教えて下さい。また、ハワイのビーチの雰囲気や様子など教えて下さい。

 これからも安全に、そしてエコに、航海を続けて下さい。

(メッセージ2)

 海にもゴミが流れているのは、人間がしたポイ捨てだと思います。私の班では、こんな海がきれいになるように宣言を考えました。

 『海岸に入る人の中で、ゴミが出る荷物を持っていてマイレジ袋を持ってきていない人は、1枚20円の袋を買ってもらう。もしも持ってなければ入れない。もしもポイ捨てをすれば、罰金』

 この袋には、「ゴミを持ち帰ろう!~あなたがかわれば地球がかわる~」というメッセージを書きます。

(メッセージ3)

 お便りありがとうございます。船の上で運動会などをして楽しそうだなぁと思いました。ぼく達が須磨海岸でゴミ拾いをしたのを機に、ホノルルでゴミ拾いをしようとしていると聞きました。とてもうれしく思いました。須磨海岸にはタバコがたくさん落ちていて、服など意外なものが落ちていました。ホノルルのゴミ拾いをする時は、主にどのような物が落ちているか見て下さい。ぼく達もエコ活動を続けていきたいと思います。

(メッセージ4)

 海王丸はとてもエコな船であることが更に分かりました。こういう船がもっと増えて欲しいと思います。私は節電するためにエアコンの設定温度に気をつけています。夏はほとんどエアコンはつけません。

 ホノルルに着いたらクリーンアップをしてくれるそうですね。ハワイは私が見た須磨海岸より、とてもきれいだと思います。須磨海岸ではタバコがとても多かったです。ハワイの海岸ではどんなものがいっぱい落ちていましたか?

 

エコ通信10 (海王丸→住吉小学校) (2009.2.3)

<実習生からのメッセージ> 2009年2月2日記入

 (メッセージ1)

  エコメッセージ、そして応援メッセージありがとうございます。海王丸は帆走訓練を再開し、ハワイ諸島の南側を回って、西側の海域にやってきました。ホノルルを目指して北上中です。

  今日は、船上運動会が開催されました。綱引き、むかで競争、輪投げ、バケツリレーなどいずれも楽しい競技に熱戦が繰り広げられました。

  皆さんは須磨海岸の掃除をしたり、三宮でアンケート調査をしたそうですね。皆さんの活動や想いが少しでも多くの人々に伝わればすばらしい事だと思います。船からはタバコのゴミは見えませんが、レジ袋のようなゴミが浮いているのを見た人がいます。残念ながら海王丸のデッキは高いので拾えません。私達もハワイのビーチでゴミ拾いをしようと思っています。

 (メッセージ2)

  現在も帆を広げていますのでエンジンを使っていませんが、発電機を動かして電気を作っています。船の中に発電所があるのです。そのため私達は部屋の電気をこまめに消したり、冷暖房の温度を調整したりして節電に努めています。

  海王丸にはスカイライトといって明り取りのための窓が機関室や階段の天井にあります。これも節電に一役かっています。

  皆さんは、どんなことをして節電していますか?

 

エコ通信09 (住吉小学校→海王丸) (2009.1.30)

<子供達からのメッセージ(一部)>  2009年1月28日記入

(メッセージ1)

 私達は環境についていろんな事を学びました。特に今日は須磨の海岸に行って今の海の状況を見てきました。今の季節は人が少ないため、ゴミは思ったより少なかったけれど、たばこのフィルターなどのゴミがたくさん落ちていました。釣りに使う用具もたくさん落ちていました。三宮でアンケートを実施したところ、きれいな海が好きと言っていたので、みんなが協力してポイ捨てを減らしていきたいです。

(メッセージ2)

 海王丸の皆様、お手紙ありがとうございました。エコな生活、特に節水は何日もやるうちに慣れていると聞いたので僕達も挑戦したいです。海王丸の帆はまだきれいと聞いているので海王丸が戻ってきた時にメッセージの帆を見るのが楽しみです。海王丸の中でもゴミがつまってエンジンで運べなくなったので、ゴミがあると人が困るということを感じました。

(メッセージ3)

 機走してから、ほとんどアホウドリが見られなくなるということを聞くと、帆走は自然にやさしいということがよく分かりました。帆船をもっと広めてほしいなぁと思います。それから、ゴミがいくつか見られるということで、少し残念です。私達はクリーンアップに行ってきたのですが、ゴミばかりというわけではありませんでした。でも、よく見るとタバコのゴミがたくさんありました。ゴミがまた捨てられないように、何か対策をしたいと思います。

(メッセージ4)

 古くなったロープを足ふきマットやモップなどに利用していると聞きました。とても良いエコだと思います。そんな古くなった物を新しく役立つ物に変えることは、海王丸の船の上でも続けてほしいと思います。海王丸ではエコに関する勉強会をしたそうですね。私達は海洋汚染について学習しています。この前は、雨宮船長に海の様子を教えてもらいました。勉強会がんばって下さい。

 

エコ通信08 (海王丸→住吉小学校) (2009.1.30)

<実習生からのメッセージ> 2009年1月29日記入

○6年は組の皆さん、お元気ですか?海王丸はハワイ諸島の東側の海域で再び帆走を開始しました。ハワイ諸島の一番南の島、ハワイ島(ビッグアイランドと呼ばれています)の南側を周って、ホノルルまで戻ってくる航海です!

○今日は快晴で空も海もとてもきれいです。ハワイの近くの海は、こんなにもきれいなんだ!と皆驚いています。ホノルル沖では、なんとクジラにも会いました!!この季節、子育てのためにハワイまで南下して来ているのだそうです。数個所で潮を吹いていたので、たくさんいるのではと思います。

○船では、リユース、リサイクルは当たり前なんです!使って捨ててしまうと、無くなってしまうからです。無くなったからといって、ちょっと買ってこよう♪というわけにはいきません。そこで、捨てずにとっておき、直して使ったり、形を変えて使ったりするリユース、リサイクルが行われています!そのために海王丸にはなんと大工さんが乗っています。機関室には、工作室という町工場のようなところもあるんですよ!

 皆さんは、リユース、リサイクルはどんなことをしていますか?

 

 エコ通信07 (海王丸→住吉小学校) (2009.1.26)

<実習生からのメッセージ> 2009年1月25日記入

(メッセージ1)

○皆さんのメッセージ拝見しました。どうもありがとうございます。

 ロープを使ったリサイクル品の提案をいただき、ありがとうございました!!

 コースターや台拭き、飾り物などは、すぐにできそうなので作ってみたいと思います。

○エコ生活で不自由は特にありません。節水のため、家にいる時のようには使えませんが、慣れてしまえば気になりません。

○前回からゴミをいくつか発見しました。いずれも漁具が切れて流れてきたものだと思います。また、海王丸がエンジンを使い出そうとしたところ、プロペラにロープのようなものが引っかかっていました。漁具のロープが網の切れ端か不明ですが、捨てられたものかもしれません。

○日本を出てから数日は、アジサシのような鳥が船に羽を休めに来ていましたが、いつの間にか見られなくなりました。

 先日イルカが3頭本船近くを泳いでいました。しばらく本船と一緒の方向に泳いでいましたが、やがてどこかへ行ってしまいました。

○セールを畳む時、皆さんがメッセージを書いた帆布は、まだとてもきれいでした。太平洋上の空気は東京、大阪や神戸に比べてきれいなのだと思います。夜の晴れた日は、満天の星空を見ることができ、天の川もたくさんの星の集まりだということがわかります。

(メッセージ2)

 ホノルルまで残り780マイル(1,440㎞)、東京出航以来すでに3,000マイル(5,550㎞)航走したところでした。その間91%は帆走で走ってきました!

 アホウドリ達は元気そうでしたが、機走を開始してから数が減り、今朝は2羽しか見られませんでした。近くに北西ハワイ諸島があるのでそちらに帰ったのでしょうか?アホウドリはなかなか可愛い顔をしています。海が荒れていても平気で悠々と飛び回っていました。

 

エコ通信06 (海王丸→住吉小学校) (2009.1.22) 

<実習生からのメッセージ> 2009年1月22日記入

 (メッセージ1)

○海王丸は、1月20日14時41分12秒に日付変更線を通過しました。そのため、次の日も1月20日となり、同じ日を2回繰り返しました。

○海王丸は、古くなったロープを使ってぞうきんや足拭きマットを作っている他に、次のような利用もしています。

 ①モップを作る。

 ②ロープやセール(帆)が船体などに擦れて切れるのを防ぐために擦れ当てマット、擦れ防止用細索(バギーリンクル:Baggy-wrinkle)を作る。

 ③セール(帆)を取り付けるための三つ編みをしたロープ(ロバンド:roband)を作る。

 ④ロバンドと同じように三つ編みをし、荷物をしばるなど雑用に使うロープ(センニット:sennit)を作る。

 ロープの他に古くなったセール(帆)を解体にして、カバーを作ったり、エコバッグを作ったりしています。

 私達はこのエコ通信を契機に、エコに関する勉強会をしました。

 「温室効果ガスについて」「オゾン層について」を資料を参考にして勉強しました。皆さんは、どんなことを勉強しましたか?

 

エコ通信05 (住吉小学校→海王丸) (2009.1.22)

<子供達からのメッセージ(一部)> 2009年1月21日記入

(メッセージ1)

 質問に対するお返事、ありがとうございました。ヤシの実を使う甲板みがきは、私たちも体験しました。砂をまくこと、ヤシの実を使うことはエコでもあり、よごれがよく見えて船をよりきれいにすることにつながり、とてもいいことだと思いました。ロープをむだにしないこと(リサイクル)は陸でもできるいいことだと思いました。ロープでぞうきんや足ふきマットを作るほかに、料理を作る時に使うミトンや台ふきも作ってみてはどうでしょうか。 これからもエコをがんばってください。

(メッセージ2)

 お返事ありがとうございます。今、海王丸は日付変更線をこえたそうで、まだ私達の書いた帆はキレイな状態みたいですね。これからも安全に気を付けてハワイに向かって下さい!海王丸が洗ざいを使わずにヤシの実でそうじしているのは知っていたのですが、ヤシの実は海に落ちても大丈夫なんですね。色々とエコな工夫を皆様がしているのがわかりました。私も工夫をして生活することで、エコにつながると思います。これからも頑張って下さい!

(メッセージ3)

 空気はきれいと教えてくれて、すごくうれしかったです。今、アホウドリが元気ということを知って、人間の努力の成果かなぁと思いました。(古いロープを使って作るもの)質問についてですが、ナプキンやコースターを作ればいいと思います。ぼくのほうからも質問が2つあります。1つは空気のきれいさです。空気はきれいと言っていたけど、昔と比べて今は本当にきれいなのでしょうか。2つ目は、こんなにエコ生活をしているのに、不自由なことはないでしょうか?

 (メッセージ4)
  エコ通信をとおして、海王丸がやっているエコや太平洋の様子がよく分かりました。海王丸ではヤシの実を使ってデッキをみがいたり、ロープをぞうきんなどに再利用していてとてもエコだと実感しました。太平洋の空気はキレイだということが分かりうれしいです。しかしゴミはところどころで見られるみたいなので私たちも気を付けてゴミの捨て場を考えたいです。ずっとアホウドリが飛んでいるときいてビックリしました。アホウドリってカワイイですか?あと少しがんばって下さい。

 

エコ通信04 (海王丸→住吉小学校) (2009.1.19)

<実習生からのメッセージ> 2009年1月19日記入

(メッセージ1)

 エコ通信のメッセージありがとうございました。エコのメッセージに加えて、私たちに応援メッセージをいただき、元気が沸いてきました。

 ご質問にわかる範囲でお答えします。

 ①今航海では、海が荒れるためか、まだゴミらしいゴミはみていませんが、船長の話では穏やかな時に場所によっては、結構ゴミを見かけるそうです。漁具のボンデン(浮き)や綱、発泡スチロールやレジ袋のようなものがあるそうです。

 ②残念ながら海にどれくらいのゴミがあるのか調べる手立てがありません。今は毎日、時化(しけ)ているので、私たちができることは、海が静かになった時に船の周囲に浮かんでいるゴミを観察することくらいです。

 ③皆さんのメッセージが書かれた帆布は、まだきれいです。海水の飛沫(塩分)が空気中の汚れを吸収して付着すると、汚れてくると思われますが、太平洋上の空気はきれいです。

(メッセージ2)

 海王丸では、甲板を磨く時に「椰子の実」を使っています。椰子の実はハワイでもらってきたものです。半分に切った断面は、たわしのようで繊維がしっかりとしていて丈夫です。椰子の実ですから繊維が抜けて海に流れてもナイロン製のデッキブラシと違い海を汚しません。また、磨く時は洗剤を使わず、代わりに海水を流した後に砂を撒きます。砂は木甲板の表面を研磨するように、汚れも落とします。しゃがんだ姿勢で磨きますので、棒付きのデッキブラシと違い、汚れを間近に見ることができ、よりきれいにすることができます。

 海王丸では、古くなったロープを使ってぞうきんを作ったり、足拭きマットを作ったりしています。

 さて、他に古いロープを使って作るものには、どんなものがあるでしょう。

 皆さん、古いロープを使って作るものの、アイデアがあったら教えて下さい。

  

エコ通信03 (住吉小学校→海王丸) (2009.1.16)

<子供達からのメッセージ(一部)> 2009年1月16日記入

(メッセージ1)
 毎日おつかれ様です。ヤシの実の甲板磨きはされていますか?この前のエコ通信で乗組員さんがいろいろとがんばっておられる姿が伝わってきました。これからもがんばって下さいね。  
 ところで、太平洋の真ん中でもゴミを見かけることがあるんですか?また、あるとすれば、それはどのようなゴミでしょうか。川にゴミがたくさんあるのを見て、少し心配になります。ポイ捨ては絶対しない様にします!地上でのエコは、レジ袋をもらわない(エコバック)や、乗組員さんと同じ様に風呂などでの節水をがんばっています。
  それでは、私達も乗組員さんに負けない様にエコをがんばるので、海王丸さんもホノルルまでがんばって下さい!
(メッセージ2)
  太平洋はどうですか?178名が乗っているのに、1日16.3トンの水を使っていても、13トンに節水できているのはスゴイ事だと思います。3日間で約640マイルも帆走していると聞いて風の力は強いなと感じました。
 太平洋の真ん中は、どれ位の生き物が住んでいるのですか?私達がしているエコは、すぐに部屋の電気を消したり、水道の水を流しっぱなしにしないことなどです。海王丸の中では難しいと思いますが、ぜひやってみて下さい。
 これからまだまだ長い旅が続きますよね。太平洋の波や生き物や、仲間達とがんばって下さい。日本から私達が応えんしています。
(メッセージ3)
 海王丸が順調に進んでいるときいて、うれしく思っています。海王丸では、1日に16.3トン使っていた水を13トンに節水しているときいて、私達、陸にいる人にとってはとてもすばらしいと思います。
  私達6年は組は、今まで海王丸の船長をしていた雨宮船長にお話をうかがいました。そこでは、動物の状態などを教えてもらいました。私は、人間が動物を危機に近付けていると思いました。だから、川にゴミを捨てたり、ポイ捨てをせず、動物を救いたいと思いました。ほかにも、電気をこまめに消したり、自動車でなく自転車で行動することをがんばっています。
 海王丸でも、電気をこまめに消すことや水の節水を続けてください。私達も陸でエコをがんばります。

 

 

エコ通信02 (海王丸→住吉小学校) (2009.01.14)

 <実習生からのメッセージ> 2009年1月14日記入

 海王丸は、順調に帆走を続けています。1月11日の帆走開始から1月14日08:00まで約630マイル(1.170Km)帆走しました。

 水を大切に!節水

 海王丸には、実習生・乗組員合わせて178名が乗船しており、 出航前にタンクに積み込んだ水をみんなで分けあって大切に使わなければいけません。

 そのために、毎日海水のお風呂としています。

 シャワーの流しっぱなしは止め、洗濯の回数を減らすなど節水に心掛けています。

 ホノルルまでの29日間、使用できる水は365トン、1日約13トンです。これまでの1日平均使用量は16.3トンです。

 もっと節水しなければいけません。

 ところで覚えていますか?海王丸の甲板磨きで使用する道具は何でしょう?

  

 

エコ通信01 (海王丸→住吉小学校) (2009.01.13)

   東京港を出航した「海王丸」より子供達が記載した帆布を展開した様子の写真がメッセージとともに送付されました。 

eco01.JPG    eco002.JPG

   セイルに縫い付けられたメッセージ                    メッセージ取り付け場所

 <実習生からのメッセージ> 

 海王丸は、1月10日14:00に東京を出航しました。

 1月11日13:30にエンジンを止めて帆走を開始しました。36枚中17枚のセイルを広げて10~11ノット(約20km/h)、風の力で快走中です。

 エコな生活のスタートです。

 

  •  「海王丸」出港(2009.01.10)

  「海王丸」は子供達の想いが記載された帆布を携えて、予定通り2009年1月10日(土)14時に東京港を出航しました。

 船上における出航式の後、見送りに訪れた多くの関係者に対して帆船における最高の儀礼である「登檣礼(とうしょうれい)」が実習生により行われました。 

  kaiwo Maru0110_1.JPG                                                 

  船上での出航式の様子

 

 

 

  

kaiwo Maru0110_2.jpg 

  登檣礼(とうしょうれい)の様子

   

                                                       kaiwo Maru0110_3.JPG 

  一路ホノルルに向けて

 

 

 

 

  • 準備(2008.12.10~12.19)

 交流活動をシンボルとして、 附属住吉小学校6年は組38名が『エコ』をテーマにしたメッセージを「海王丸」の帆の一部となる布に書き込みました。

 この活動は、附属住吉小学校で実施中のグローバル総合学習プログラム「海と人間生活の進歩と調和を探る」の一部として行われたもので、昨年12月に行われた3度の授業の中で準備が進められ、ビデオレターの撮影も行われました。   

      eco_3.JPG    eco4.JPG

                    メッセージを記載した帆の前で  

  

このページのトップへ