日本海事センター 連携プロジェクト

海事教育 具体的取り組み事例

ホーム > 海事教育 具体的取り組み事例 > 学習プログラム > 事例5.グローバル総合学習プログラム「海と人間生活の進歩と調和を探る」

事例5.グローバル総合学習プログラム「海と人間生活の進歩と調和を探る」

 神戸大学発達科学部附属住吉小学校において、グローバル総合学習プログラムの一例として「海と人間生活の進歩と調和を探る」が実施されました。

1.概要 (企画した先生のコメント)

 このプログラムでは、子供達に海への親しみと環境を守るために自分達に何ができるのかを提言させることをねらっています。

 身近にある、いつも教室から見えている海ですが、海について何も考えていないという事実が子供達の実態です。海に囲まれ海からいろいろな恩恵を受けているにもかかわらず、その海が今、海洋汚染の問題、日本人船員の減少の問題、日本の港湾の世界的地位の低下の問題、温暖化による海面上昇の問題などグローバルな問題が山積している事実が存在しています。これらの事実を子供達が知り、次の地球を背負う子供達が今からできる海への取り組みを考えさせることで、海に対して関心を持ち、身近なところから取り組んでいくスモールステップ的な活動を行わせたいと考えています。また、「海王丸」の実習生と子供達が『エコ』という視点で海と陸で、互いに交流することを通して、これまで考えつかなかった環境問題への解決策を模索させたいと考えています。

 この学習を終え、子供達が海に関心を持ち、海を身近な生活の中に取り入れていくことができる一人ひとりであってほしいと願うとともに、「海が生活の一部である神戸ならではの生活スタイル」で過ごせる街づくりというコンセプトで行政も地域住民も一体となった施策を実施してほしいと期待するものであります。

 (帆船「海王丸」実習生との交流活動前船長・雨宮氏による講演会もこのプログラムの中に含まれています。)

 

2.授業内容

  授 業 者  :  森  一弘 (神戸大学発達科学部附属住吉小学校)

  授業記録 : 森永 好絵 (神戸大学発達科学部人間形成学科)

第1回(12月10日) 海に関してのどのような課題があるのか調べよう

  •  海王丸の國枝船長さんより何かメッセージを送ってほしいという依頼があったことを知る。
  •  海に関しての課題をインターネットを使い調べる。
  •  メッセージへ書き込む内容として、世界の人々と一緒になって取り組む、海洋汚染や地球温暖化への対応策を中心に考えていくことで合意する。

 第2回(12月17日) メッセージの内容を検討しよう

  •  どのようなメッセージを送るか考える。
  •  海王丸はどのような特徴をもった船なのか。
  •  温暖化の資料を解読する。
  •  エコの視点からメッセージを書くことに合意する。

第3回(12月19日) セールにメッセージを書こう

  • メッセージの表現を確認する。
  • メッセージを相互に交流し、相互チェックする。
  • 教師と最終チェックを行う。
  • 2枚のセールにメッセージを書き込む。
  • ビデオレターの撮影をする。

    eco006.JPG メッセージを書き込む子供達

第4回(12月24日) 冬休みに追究する課題をみつけ、決定しよう

  •  温暖化の仕組みについて確認する。
  •  京都議定書と二酸化炭素削減について考える。
  •  冬休みに追究する課題をカードに書いて、共有する。
  •  カードに書かれた課題を分類する。
  •  分類された課題を参考にして、各自で冬休みに追究する課題を決定する。

第5回(1月7日) 調べたてきた課題を壁新聞にまとめ報告しよう

  • 各自が調べてきた内容を60分間で壁新聞にまとめる。(みんなが知らないこと、知っておくと得すること、特に知らせたいことを中心にまとめる)
  • 壁新聞を読み合い、感想を持つ。

第6回(1月14日) キャプテンの講演を聞こう (帆船「海王丸」前船長・雨宮氏講演

テーマ「海・船と環境問題を考える」 

  • 海に関しての環境問題の概観を知るために、自分たちが調べただけでなく、海を職場としている船長から話を伺い、より確かな情報を知る。
  • 自分たちができる海の環境を守る取り組みについて考える。
  • 海王丸からのメッセージを受け取り、返信を考える。

 第7回(1月21日) 人々に海をより身近に感じ、海の環境を守る方策を考える~須磨海岸を利用して~

  • 海王丸の位置を確認するとともに、届いたメッセージで海の環境を考える。
  • 返信のメッセージを考える。
  • 須磨海岸を想定しながら、人々に海をより身近に感じ、海の環境を守る方策を考える。
  • 須磨海岸でのクリーンアップ活動について知る。
  • 三ノ宮での市民を対象にした海に関するインタビューの項目を考える。

   eco04.JPG eco007.JPG

      メッセージを読み上げる先生           メッセージを返そう(個人で書いてみる)

第8回(1月28日) 校外学習

神戸市須磨海岸でクリーンアップ活動をする。

  • 海岸のゴミを分別して収集し、その結果を集計する。
  • ゴミについては、ポイ捨てによって発生したゴミなのか、漂流してきたゴミなのかについても考える。
  • 須磨海岸の環境について、海岸の利用のあり方も踏まえて総合的に考える。

三ノ宮で街の人々を対象にして、海及び海の環境への関心等についてアンケート調査をする。

  • 班に分かれてアンケート活動を行う。

学校に戻り、班ごとにゴミの分別結果や街のアンケート結果をまとめる。

  •  班ごとにゴミの分別結果かアンケート結果どちらか1つを選択し、ポスター用紙にまとめる。

 「海王丸」実習生から届いたエコ通信を簡単に紹介する

  • エコ通信を読み、黒板に掲示するとともに、返信を考える。

     eco009.gif   eco011.JPG

          ゴミを分別、集計する子供達             アンケート結果を掲示

 第9回(2月4日) 海と環境にかかわる提言を考えよう

今まで学習したことをもとに、下記の4つの立場の人たちに対して、提言を作成する。

  • 市役所の海岸管理/兵庫県漁業協同組合/日本海事センター/クラスメイト

班ごとに提言をポスターにまとめる。

  •  二酸化炭素と環境の問題についてよく考える。
  • 須磨海岸での調査でわかったことも取り入れる。
  • ポスターが完成した班から、発表の練習をする。

ポスターを黒板にはり、クラスで意見を交流する。

  • みんなにもっと働きかけるものになっているか。
  • 自分の班のポスターを振り返って、改善する。

     eco013.JPG  eco012.JPG

           提言を作成中                      班ごとに発表

 第10回(2月6日) 【グローバル総合学習プログラム「海と人間生活の進歩と調和をさぐる」における公開授業】

エコ通信に返事を書く。

海の環境について、グループで考えた提言を発表する。

  • グループごとに提言についての打ち合わせをする。
  • 兵庫県漁業共同組合のMさん、神戸市のSさん、日本海事センターのSiさんを紹介する。
  • グループから提言の発表を行う(3つのグループ)。
  • 1番目のグループ:提言「海を守るため」ポイ捨てをした人から罰金をとる。新しいゴミ袋を買ってもらう等。『ゴミを持ち帰ろう あなたが変われば地球が変わる』の標語を紹介。
  • 2番目のグループ:提言「海を清潔に!」 一般市民に海のよいところを広める。マイゴミ袋を持とう。「みんなの海を守ろう!」 ベビーカーや車いすが通る通路をつくる。入り口でゴミ袋チェック、かったら買ってもらう。
  • 3番目のグループ:提言「海のSOS」水族園で絶滅しそうな生物を紹介する。ゴミを拾えば入場料半額にする。海岸の入り口にゴミ袋、出口は100mおきに作る。サーフィンを教える教室を開催し海のよさを伝える。
  • 3つのグループが示した提言に基づいて話し合いをする。罰金やゴミ袋について賛成か反対か。

提言について、3人の専門家の方から意見を聞く。

  • Mさん「ビニール袋に困っている。底引き網という漁があるが、魚をゴミといっしょにとることになっている。8割がゴミである。ゴミを引き上げるが処理にお金がかかる。ビニールは増やしてほしくない」
  • Sさん「職場でも同じような話をしている。お金をとることについては昨年考えた。経費がかかること、ゴミ処理にお金がかかること、廃棄物には罰金はあるが、捨てた人をどうやってつかまえるかの問題もある。意識が変わらないから罰金・・・、罰金をとっても・・・、考えがぐるぐる回っている」
  • Siさん「ゴミを減らすのが最終目標である。山口県ではゴミ袋を有料化しているし、シンガポールではポイ捨てすると罰金を払う。町中に警官が立っている。最も大切なのは意識を変えること。アホウドリがゴミを食べて死んでしまった事などを知る等」

海外の事例について考える。ハワイのハナウマの取り組み

  • 『ビーチにおりるためにビデオを鑑賞することを義務づけており、発行したカードで1年間ビーチに入場することができる。ビデオ鑑賞は有料である』
  • 須磨の海岸をハナウマ方式にすることについて考える。
  • ビデオを見る場所が必要だから、水族館で見て人々の意識を変える。 
  • ビデオを見るとポイ捨てなどの問題がわかる。世界の様子を見せたら意識が変わる。無料で見せるのはどうだろうか。
  • 有料になったら余計に海に行かなくなる。ビデオはいいものだけどお金をとらない方がいい。
  • 無理がある。
  • 人を多く入れるのか、きれいな海を保つのか、どっちかに決めないと、どちらかを選ばないと進まない。

子供達の意見をふまえ、3人の専門家の意見を聞く。

  • Mさん「漁業の人は、海に出ないと生活が成り立たない。ゴミがないとよいのか、きれいな海がよいのか。しかし、魚が住みやすい海とはきれいな海でもない。"豊かな海"を考えてみてください。」
  • Sさん「須磨は大きな海水浴場である。ゴミを出さないようにしてほしい。遊びに行った場所には何も残さない。残すのは感謝だけにしてほしい。須磨ブランドを上げるようにがんばります(笑)。」
  • Siさん「みなさんが大人になったころには両方を大切に。 みなさんが広めてください。お父さんがポイ捨てしたら注意してください。」

    eco015.JPG  eco014.jpg

      各グループの提言に基づいて意見交換        専門家の意見を聞く子供達   

第11回(2月18日) 提言をまとめる(1) 

子供達の提言をハワイに伝えた報告をする。

  • 子供達の提言を英訳してハワイに届けたことを話した。
  • 「ホクレア」というカヌーの本を紹介した。

前時に続き、提言を発表する。

  • 提言をふまえて、具体的な行動をどうするかを話し合う。
  • インターネット経由で私達の活動をみんなに伝える。
  • 附属住吉小学校のHPに、マリタイム・ブリッジのリンクをする。
  • MYゴミ袋を学校に持参することを提案する。

2月24日には、淡路島でクリーンアップ活動を行うことを確認した。

    eco018.gif ホクレアを紹介する先生

 

eco019.gif

              子供達のまとめた提言

 第12回(2月19日) 提言をまとめる(2)

MYゴミ袋を学校に持参する案について議論する。

  • ゴミを持ち帰ることについて話し合う。
  • 教室のゴミ箱に入っていたゴミを調べてみる。
  • 何日間かゴミを出さずに持って帰ることを試みることにする。

  eco020.jpg   eco021.jpg

     教室のゴミ箱のゴミを調べる                議論する子供達

第13回(2月24日) 淡路島(五色浜・東浦海岸)の様子を調べよう。

五色浜のゴミを調べる。

  • 須磨海岸との違いを考え、漂着ゴミが多いことを導き出す。
  • 漂着ゴミには、外国語で書かれたものがある。
  • クリーンアップ活動を行う。

東浦海岸のゴミを調べる。

  • 漂流ゴミに着目し、五色浜と同様な活動を行う。

  eco022.jpg   eco023.jpeg

     五色浜でのクリーンアップ活動          東浦海岸でのクリーンアップ活動

第14回(2月25日) 淡路島のゴミを分類しよう/単元の総まとめをしよう

昨日(2月24日)の淡路島でのゴミの分類と集計をする。

  • 分類・集計の仕方や片付け・処理をどうするのか決める。
  • 燃えるゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミの3袋に分けて分類する。

教室に移動し、総まとめのレポートについて話し合う。

  • レポートを誰に対して書くのか、どのような内容を盛り込むべきか話し合う。
  • 今まで調べてきたことと、自分の考えをまとめる。
  • 海王丸とのエコ通信、特別見学会の時の体験も反映する。

 第15回(3月11日) 単元総まとめをしよう:最終レポートの作成

最終レポートに書くべき項目の確認をする。

最後のエコ通信を作成する。

  • 海王丸からのエコ通信No.10、11を読み上げた。
  • エコ通信への返信を書く。

最終レポートの作成手順と期限について話し合う。

eco26.jpg

   メッセージを読み上げる先生

第16回(3月13日) 単元の総まとめをしよう: 最終レポートの作成とセールの返還

作成しているレポートの見直しを行なう。

  • 隣や席の近い児童と交換して読み合ってチェックする

國枝船長からセールの返還をしてもらう。

  • 國枝船長が来られ、拍手で迎えた。
  • 船長の自己紹介後、6年は組からのセールを返してもらう。

國枝船長から海王丸での航海についての話を聞く。

  • 女性の船長から手紙を紹介。
  • 航海中に負傷した乗組員、マウナロア火山などの話。
  • エコな航海としては、70%は風力で航海したこと、古いロープの雑巾への転用などの話。
  • 海洋汚染については、日本近海でのゴミの増加の話。
  • 6年は組が須磨海岸でクリーンアップ活動をしたことを聞いて、実習生もバーベキューの後、クリーンアップ活動を行った話。
  • 船上では、水を大切に、リサイクル、壊れたら直す、の3つを大切にした話。

子供達が取り組んだ活動を説明した。

  • 須磨、淡路、学習全体について、3名が話をした。

第17回(3月16日) 最終レポートの仕上げ

最終レポートの完成に取り組む。

児童一人ひとりが、写真のような最終レポートを完成する。

eco27.jpg  レポート作成開始

eco28.jpg  eco29.jpg

                                              最終レポートを完成

3.『エコ』に関する提言を発信

 第10回(2月6日)の授業でとりまとめられた子供達の提言は、授業者の森一弘教諭と附属住吉中学校の和田憲明教諭が、帆船「海王丸」が寄港中のハワイに持参しました。2月7日(現地時間)、同船と交流があり、現地で海洋文化継承、地球環境保全などの教育プロジェクトを展開している関係者に直接手渡しました。今後、先方からこの提言に対する回答が送られてくる予定で、国際交流が始まりました。

  子供達の提言はこちら(PDF)

 提言を持参した森教諭と和田教諭のコメントです。

<森教諭>

  現地時間2月7日午前11時ごろハワイ州ホノルル港に入港した海王丸の国枝船長からレセプションにご招待を受けました。そして、国枝船長のご配慮によりレセプションの中で、神戸大学発達科学部附属住吉小学校のグルーバル総合学習「海と人間生活の進歩と調和をさぐる」の内容を披露させていただく機会を得ました。

  披露させていただいた方々は、現地の港湾関係者(沿岸警備隊・海軍・港湾管理者)・日本人会関係者・領事館関係者・ハワイ大学関係者・ホクレア関係者等の皆様でした。

  子供達が「海に親しみ、また、海の環境も保全していくためにはどうすべきか」という内容を提言という形にまとめ、それを附属住吉中学校の和田主幹に英訳していただいたペーパーの配布と、概要をスピーチという形式で伝えてくることができました。

  この中で、ホクレア関係者から、次回企画している「世界一周帆船の旅」の中で、世界の海洋汚染の状況や今後残したい地球の自然環境の素晴らしい地域の様子を報告いただけることになりました。また、互いの活動を交流していこうということにもなりました。

  ハワイの海事関係者と交流する中で、人間が求めている美しい海とは、「努力をして守っていくものではなく、実は美しいことが当たり前のもの、自然なものである。」ということが印象に残りました。しかし、現実、子供達が目にしている大阪湾は、努力をしないと海の環境を保つことはできません。そこに今回授業で取り上げた、「進歩と調和」という、相対する事柄を考えていくことは価値あることだと感じました。

  最後になりましたが、この機会を与えていただいた、海王丸の国枝船長はじめ乗組員・実習生の皆様、航海訓練所、日本海事センターの皆様方に感謝申し上げます。

神戸大学発達科学部附属住吉小学校 森一弘

 

<和田教諭>

  今回、子供達の海を守るための提言や海王丸へのメッセージを英文に直し、現地の人々に子供達の思いを発信する活動に参加させていただきました。森先生の授業や発信活動を通して感じたことは、子供達が海を通して地球環境の問題を身近な自分達の問題として真剣に受け止め、提言やメッセージを考えていたということです。そして、現地でのホクレア号関係者の方たちとの交流を通して、子供達と同じ思いを共有する人々との連帯の可能性が見えてきたと強く感じました。

神戸大学発達科学部附属住吉中学校 和田憲明

  eco016.png

森教諭(右から2人目)、和田教諭(右端)と現地関係者(左から2人目は「海王丸」国枝船長)

 

4.インタビュー

  授業を企画した森教諭とプロジェクトリーダーの城教諭へのインタビューです。 

<担当教員の森教諭へのインタビュー>

Q:海王丸との連携授業と聞いて、最初どのように思われましたか。

A:海王丸が子供と遠い存在であり、どのような視点で子供とつなげていくことができるのかが不明で連携は困難であるというのが第一の印象でした。

 

Q:授業デザインでは、どのようなところを工夫されましたか。

A:海王丸という帆船そのものは、子供達にとって課題を持ちにくい学習材です。そこで、海王丸が「エコな船」であるという事実をとらえ、海に関して子供が課題だと思っている環境問題を糸口にして、海への出合いをさせたいと考えました。そして、より子供が身近に感じたり、調べたりできる海を舞台にして考えさせることにしました。

 

Q:授業を始めて、子供達の様子はいかがですか。

A:現在は、環境問題を扱っているため子供がなんとなく地球の問題だとは感じているのですが、切実感を持って取り組んでいるという姿ではないと思います。これから、子供が本気になっていくための活動やその内容を考えさせる必要を感じています。

 

Q:この授業の見どころをお願いします。

A:問題意識を持って実際に海へ行き、子供達が何を感じてくるのかが楽しみです。また、海王丸の実習生との「エコ」を視点にした海と陸との交流から新たな環境問題への解決策が生まれるかもしれません。

人々が海に親しみを持つための方策や地球温暖化を中心とした環境問題を解決する方策を子供達が提言という部分を主張点にしたいと考えました。

 

  

<プロジェクトリーダーの城教授へのインタビュー>

Q:海事センターとの連携について、初めはどのように思われましたか。

A:海事関係の機関との連携は初めてのことなので正直、どのようなことが期待され、どれだけの成果が出せるのか不安でした。しかしプロジェクトが進行して行くにつれ、双方の期待や不安を現実レベルで擦り合わせ、実現できた成果をセンターのホームページに公表することができるまでになりました。今後はこのホームページを連携のプラットホームとして得られた研究成果を蓄積・発信していきたいと思います。

 

Q:どのような海事教育プログラムを構想されていますか。

A:先日ある新聞に海運業の排出するCO2が看過できないほど多いことを知りました。次世代に向けてその対策を国をあげて行うことを報じていましたが、このことをぜひ子供達にも理解してもらい次世代の環境問題を海事の側面から考える教育プログラムを構想できたらと考えています。

 

Q:今回の森先生の授業について、期待されることは何ですか。

A:海王丸の乗組員とのコミュニケーションを通じて、海の学習が深まり、先に述べたような海の環境問題にも取り組むきっかけをつかんでもらいたいと思っています。

 

 

 

 

このページのトップへ