調査・研究関連
当センターの宿利会長が国際海運会議所(ICS)を訪問しました。
当センターの宿利会長は、野村上席研究員とともに2026年9月24日午前にロンドンのICSを訪問し、海務部門トップのJohn Stawpert氏、同部門シニアアドバイザーのArvind Natrajan氏、及び渉外部門トップのTom Bartošák-Harlow氏と会談しました。
初の顔合わせであることから、お互いの組織概要の紹介に始まりました。Stawpert氏とBartošák-Harlow氏がNo Tolls Campaign(国際海峡における強制的な通航料の徴収などへの反対キャンペーン)について触れると、宿利会長からのICSの意思決定プロセスに関する質問に答える形で、約40のメンバー(各国船主協会)及び事務局からの問題提起により、安全保障など大きな問題から技術的な細かい問題まで、ICS内の委員会で議論して決定することなどがStawpert氏から紹介されました。
Bartošák-Harlow氏は、特に英国内での海運についての認知度が低下した現状について、宿利会長から日本でも同様の状況であると教えられたことを踏まえ、コロナ禍やホルムズ海峡の件で取り上げられるようになったことも活かして、打開策を考えたいと話しました。
Arvind氏は、日本財団による無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」を賞賛しつつ、無人運航船の運航にかかる人員の教育訓練についてこれからICSとして取り組んでいきたいと抱負を述べました。
宿利会長は、ICSの有力メンバーでもある日本船主協会(JSA)や日本財団、日本船級協会(NK)など、ICSとは共通の連携相手があることから、これを皮切りにお互いのためになる意見交換をしていきたいと話し、ICSから賛意が表明されました。