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第105号(2023年12月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2023/12/28◆

日本海事センターメールマガジン =第105号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆


=お知らせ=

●「第33回海事立国フォーラム in 東京 2024」を開催いたします

今般、海運・造船業界の海事産業に関係する産官学のトップの方々が集結し、
業界の課題や海事産業の今後の展望について意見交換を行うフォーラムを
東京で開催いたします。

◆第33回海事立国フォーラム in 東京 2024「海事産業の強化を展望する」

◆日時:2024年2月19日(月)14:00~18:00(YouTube配信あり)
◆場所:海運ビル国際ホール(東京都千代田区平河町2-6-4)

基調講演 「海事産業の基盤強化に向けて ~現状と課題~」
     国土交通省 海事局長 海谷 厚志 氏

講演  「海運分野の競争力向上」
     (一社)日本船主協会 会長 明珍 幸一 氏

講演  「造船分野の競争力向上」
     (一社)日本造船工業会 会長 金花 芳則 氏

講演  「内航海運の生産性向上、船員の働き方改革等」
     日本内航海運組合総連合会 会長 栗林 宏吉 氏

講演  「海事産業の強化に向けた海事人材の確保・育成」
      神戸大学 客員教授 羽原 敬二 氏 

講演  「海事産業の課題と、未来への期待」
      (一財)運輸総合研究所特任研究員、東海大学海洋研究所特任教授
      (元国土交通省海事局長)大坪 新一郎 氏

【パネルディスカッション】
    モデレーター:一橋大学 名誉教授 杉山 武彦 氏 
    パネリスト :各講演者6名

参加費:無料
申込期限:2024年2月9日(金)※先着200名となります。

※なお、講演者は公務の都合等により変更する場合があります。

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
URL:https://www.jpmac.or.jp/application/F456387/


●海事図書館からのお知らせ

開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日

※年末年始は12月27日(水)から1月8日(月・祝)まで休館いたします。
 新年の開館は1月9日(火)からとなります。

予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。

詳しくはホームページをご覧ください。

海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/


●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru


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【目次】
1 2023年12月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2023年12月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/B202321.pdf

・「荷主と船社のWinWinのパートナーシップの構築に向けて」

(2023年12月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2023年12月26日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2023年11月)1,553,655TEU(10.3%増)

北米復航(米国からアジア)(2023年9月)504,506TEU(14.3%増)

欧州往航(アジアから欧州)(2023年10月)1,270,886TEU(14.7%増)
《8か月連続の増加、中華地域積みは18.8%増》

欧州復航(欧州からアジア)(2023年10月)581,004TEU(1.5%増)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比10.3%増で2か月連続のプラス。
2023年11月の北米往航運賃指数は、前年比34.7%減の2,625ドル/40ftで
18か月連続のマイナス。

・北米復航は、前年比14.3%増で2か月ぶりのプラス。
2023年11月の北米復航運賃指数は、前年比34.4%減の986ドル/40ftで
16か月連続のマイナス。

・欧州往航は、前年比14.7%増で8か月連続のプラス。
2023年11月の欧州往航運賃指数は、前年比52.6%減の1,760ドル/40ftで
18か月連続のマイナス。

・欧州復航は、前年比1.5%増で3か月ぶりのプラス。
2023年11月の欧州復航運賃指数は、前年比46.0%減の688ドル/40ftで
19か月連続のマイナス。

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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「海洋法と船舶の通航 (増補2訂版)」
 日本海事センター編 兼原敦子監修 成山堂書店発行
 2023年11月刊行(所蔵番号:506166 請求記号:329.26/N77)

国連海洋法条約諸規定のうち、船舶の通航に関する規定を海域の区
分ごとに解説。海賊、環境、EEZ、便宜置籍船などの重要項目ほ
か、歴史的経緯から最新事情までを網羅する。新章「わが国をめぐ
る近年の動向」等を追加。(「honto」webページより)

■「船体解剖図NEO ナゾに満ちた船の内部を大公開!」
 プニップクルーズ/中村辰美 イカロス出版発行
 2023年8月刊行(所蔵番号:506169 請求記号:556/P96)

船の中は一体どうなっている? 「船体解剖図」第2弾。最新カー
フェリーから懐かしの長距離フェリー、乗ることのできないケーブ
ル敷設船、三次元物理探査船、南極観測船まで、船の内部をイラス
トとともに紹介する。(「honto」webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx

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4 海事資料調べ方講座

海事図書館が過去に受けたご質問の中から。

Q.
1984年4月1日に船舶戦争保険約款が改正されたが、当時の状況につ
いて書かれた文献はないか。

A.
関連文献として下記の2資料がある。

加用信三郎「船舶戦争保険の現状と問題点」
海運No.681(1984.6)

稲垣斉「船舶戦争保険約款の改訂」
海運No.683(1984.8)

詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000343280

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5 海運ミニ知識

◆「海底ケーブル敷設船」

スマートフォンや無線LANでインターネットを利用することが多い
現在ですが、国際間通信は今も海底ケーブルによって支えられてお
り、その海底ケーブルは船によって敷設・修理されています。

海底ケーブル敷設船の歴史は古く、1850年にイギリス-フランス間
に海底ケーブルを敷設する際、外輪式蒸気船「ゴライアス」が使用
されたのがはじまりと言われています。

ケーブルの修理の際は海上に長時間留まるため、それに合わせた装
置で船体を制御しています。また、海底で作業可能な水中ロボット
が搭載されており、ケーブル敷設の際や、破損したケーブルを切断
し引き揚げたりする際に活躍しています。

<参考資料>
「船のしくみ」
新星出版社編・発行 2008年7月刊行
(海事図書館所蔵番号:503585 請求記号:550.4/Sh69) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は1月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。

jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/

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