第118号(2025年1月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2025/1/29◆
日本海事センターメールマガジン =第118号=
◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆
=お知らせ=
●「第35回海事立国フォーラムin東京2025」を開催いたします。
◆開催日時:2025年2月5日(水)13:30~18:00(YouTube配信あり)
◆場 所:東京都千代田区 海運ビル国際ホール
【開会挨拶】(公財)日本海事センター会長 宿利 正史
【基調講演】「海事産業の強化に向けた海事人材の確保・育成」
国土交通省海事局長 宮武 宜史 氏
【講演1】 「自動運航船社会実装に向けた今後の展望と人材育成」
東京海洋大学学術研究院海洋電子機械工学部門 教授 清水 悦郎 氏
【講演2】 「代替燃料船の導入に向けた海事人材の確保と育成」
(一財)日本海事協会 認証・海技部長 斎藤 直樹 氏
【講演3】 「外航海運業における人材の確保と育成」
(一社)日本船主協会副会長 土屋 恵嗣 氏
【講演4】 「内航海運業における船員確保と育成」
日本内航海運組合総連合会副会長 藏本 由紀夫 氏
【講演5】 「JMETSにおける取組と展望」
(独)海技教育機構理事長 田島 哲明 氏
【パネルディスカッション】
モデレーター:
(公財)日本海事センター海運問題研究会会長・海事人材問題委員会委員長
(神戸大学大学院リサーチフェロー)羽原 敬二 氏
パネリスト :講演者6名
【閉会挨拶】(公財)日本海事センター理事長 平垣内 久隆
参加費:無料
※本日1/29(水)締め切りとなりますので、お早めにお申込みください。
◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/F752847/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●海事図書館からのお知らせ
開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日
予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/
●海事図書館蔵書テーマ展示「物流を知る」開催のお知らせ
海事図書館では、蔵書テーマ展示「物流を知る」を開催中です。
開催期間:2025年1月6日(月)から3月28日(金)
平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:64冊
展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=21
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●日本海法会より「万国海法会(CMI)東京国際会議」に関するご案内
本年5月13日~17日に万国海法会(CMI)の国際会議が東京にて開催されます。
万国海法会国際会議の日本開催は約半世紀ぶり(前回は1969年)となりますので
海法にご関心のある多数の方々のご参加をお待ちしております。
登録料の早期割引の締切は2月14日(金)正午まで
(当初は1月29日まででしたが、延長されました)
下記URLの「Registration」ページからご登録いただけます。
日 程:2025年5月13日(火)~17日(土)
場 所:ホテルニューオータニ東京
詳 細: https://cmi2025tokyo.org/
お問合先:CMI 2025 Registration Desk
E-mail: cmi2025-reg@convention.co.jp
※万国海法会は、海法の国際的統一を目的として設立された各国国内海法会を
会員とする国際的団体で、今次国際会議のホストともいうべき公益財団法人
日本海法会は、海法に関連する学者や官民の実務家等により、様々な活動を
行っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【目次】
1 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
2 海事図書館 今月のオススメ図書
3 海事資料調べ方講座
4 海運ミニ知識
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2025年1月28日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2024年12月)1,816,220TEU(14.6%増)
《24年年計(速報値)は、前年比17.1%増の2,144.5万TEUとなり、過去最高》
北米復航(米国からアジア)(2024年10月)431,450TEU(15.0%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2024年11月)1,435,174TEU(13.3%増)
欧州復航(欧州からアジア)(2024年11月)488,033TEU(12.6%減)
【概要とポイント】
・前年比14.6%増で15か月連続のプラス。
2024年12月の北米往航運賃指数は、前年比80.4%増の4,448ドル/40ftで
12か月連続のプラス。
・前年比15.0%減で4か月連続のマイナス。
2024年12月の北米復航運賃指数は、前年比5.0%減の922ドル/40ftで
29か月連続のマイナス。
・欧州往航は、前年比13.3%増で2か月連続のプラス。
2024年12月の欧州往航運賃指数は、前年比165.9%増の5,595ドル/40ftで
12か月連続のプラス。
・欧州復航は、前年比12.6%減で3か月連続のマイナス。
2024年12月の欧州復航運賃指数は、前年比6.6%増の728ドル/40ftで
12か月連続のプラス。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2 海事図書館 今月のオススメ図書
■「船舶金融論 船舶に関する金融・経営・法の体系 3訂版」
木原知己著 海文堂出版発行
2024年9月刊行(所蔵番号:506366 請求記号:M.41/Ki17)
船舶(とりわけ外航商船)の建造あるいは購入にかかる必要資金を
供給する船舶金融について、金融論、船主経営論、さらには海商法
とも関連付けて体系化し、客観的かつ多面的に、そして実用的に、
わかりやすく丁寧に解説した、船舶金融分野のバイブルともいえる
一冊。(出版社webページより)
■「私の新みなと観」
雨宮洋司著 22世紀アート発行
2023年12月刊行(所蔵番号:506365 請求記号:M.9310/A44)
海運業や漁業の活動拠点となり、海岸・港湾土木事業や海洋資源の
探索、海洋レジャーの拠点ともなる「みなと」には、ハード・ソフ
ト両面からの技術と技能を集結させた、船と人間が安全・安心に利
用できるターミナルであることが求められます。本書はこの「みな
と」概念をもとに、日本の「みなと」が抱える港湾問題や商船教育
の問題に「商船学」の見地からアプローチした論考です。富山新港
をはじめとする北陸諸港湾の特徴や産業の創造、共生社会における
「みなとまち」づくりの提言まで、多角的な視点で日本の「みなと」
を考察した21世紀の港湾論ともいうべき一書。
(出版社webページより)
今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q.
ダイヤモンド・グレースの海難事故について書かれている資料はないか。
A.
以下の雑誌記事がある。
「ダイヤモンド グレース号原油流出事故への対応」
「平成の重大海難事件裁決より(3)油送船ダイヤモンドグレース乗揚事件」
「ナホトカ号とダイヤモンド・グレース号の石油流出事故を巡る問題点と今後の対応」
「ダイヤモンドグレース号乗揚げ事件の海難審判裁決を評す(1)(2)」
「油送船ダイヤモンドグレース乗揚事件の裁決」
「特集 ダイヤモンド・グレース号の海難に思う」
「ダイヤモンドグレース号の教訓 生かそう今後の航行安全対策に」
「東京湾に時ならぬパニック 大型タンカー「ダイヤモンド・グレース」の油流出事故」
「「ダイヤモンド・グレース」原油流出事故の波紋」
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000361920
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4 海運ミニ知識
◆「海上交通センター」
多数の船が通航する海域(輻輳海域)では、事故を起こさないよう
に細心の注意を払って船を運航する必要があります。そのために必
要な情報を提供し、航行管制を行っているのが、海上保安庁の海上
交通センター(通称:マーチス)です。海上交通センターは、東京
湾、伊勢湾、名古屋港、大阪湾、備讃瀬戸、来島海峡、関門海峡の
7か所に設置されています。
海上交通センターはレーダーや目視で各船の位置や針路、速度など
を監視しています。船は各海域に入ると海上交通センターと無線連
絡を取り、周囲を航行する船舶の情報や、運航のアドバイスを受け
ることができます。
<参考資料>
「みんなが知りたい船の疑問100」
池田良穂著 ソフトバンククリエイティブ発行 2010年8月刊行
(海事図書館所蔵番号:504194 請求記号:550.4/I32) 他
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は2月下旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/
◆Japan Maritime Center◆_____________________________◆JMC◆
編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/