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第119号(2025年2月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2025/2/28◆

日本海事センターメールマガジン =第119号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆


=お知らせ=

●「第12回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。

◆第12回JMC海事振興セミナー
「グローバルサプライチェーンのグリーン化・デジタル化を目指して
~シンガポール・韓国・中国・日本の取組みと海運・港湾の連携の強化~」

◆開催日時:2025年4月24日(木) 14:00~16:00(予定)
◆開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)
※若干名、会場での参加が可能です。

【講演1】
「シンガポールの港湾におけるGX、DXの取組の動向
 ~グリーン・デジタル海運回廊への対応と日本の港湾の取組みも含めて~」
 神戸大学大学院海事科学研究科教授 杉村 佳寿 氏                                 
【講演2】
「韓国におけるGX、DXの取組の動向 
 ~グリーン・デジタル海運回廊などへの釜山港の対応を中心に~」
 釜山港湾公社日本代表部代表 朴 濟晟 氏
【講演3】
「中国におけるGX・DXの取組の動向とSITCにおける実践」
 SITC INTERMODAL JAPAN社長兼SITC LOGISTICS営業総監 呂 開献 氏

【意見交換】
モデレーター:(公財)日本海事センター客員研究員 福山 秀夫 
パネリスト :
講師3名(杉村氏、朴氏、呂氏)に加え、
国土交通省大臣官房審議官(海事・港湾・危機管理)堀 真之助 氏
オーシャンネットワークエクスプレスジャパン株式会社
代表取締役 社長執行役員 戸田 潤 氏
                              
参 加 費:無料
申込期限:4月22日(火)まで 

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
 https://www.jpmac.or.jp/application/S209241/

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●海事図書館からのお知らせ

開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日

予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。

詳しくはホームページをご覧ください。

海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/

●海事図書館蔵書テーマ展示「物流を知る」開催のお知らせ

海事図書館では、蔵書テーマ展示「物流を知る」を開催中です。

開催期間:2025年1月6日(月)から3月28日(金)
     平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:64冊

展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=23

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【目次】

1 2025年2月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2025年2月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/A202570.pdf

・「国際海事機関(IMO):その歴史と役割・機能(前編)」

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/A202571.pdf

・「東アジアのグローバル・サプライチェーンの進展」

(2025年2月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2025年2月26日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2025年1月)2,007,505TEU(15.7%増)
《単月の値として過去最高を更新 ※速報値(24年9月:200.6万TEU)》

北米復航(米国からアジア)(2024年11月)480,718TEU(11.0%減)

欧州往航(アジアから欧州)(2024年12月)1,711,545TEU(13.7%増)
《2024年累計は、前年比8.8%増の1,804.5万TEUとなり、過去最高を更新》

欧州復航(欧州からアジア)(2024年12月)507,376TEU(10.2%減)
《2024年累計は、前年比3.5%減の623.8万TEU》

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比15.7%増で16か月連続のプラス。
北米往航運賃指数は、前年比14.6%増で15か月連続のプラス。
2025年1月の北米往航運賃指数は、前年比53.0%増の5,635ドル/40ftで
13か月連続のプラス。

・北米復航は、前年比11.0%減で5か月連続のマイナス。
2025年1月の北米復航運賃指数は、前年比3.0%減の934ドル/40ftで
30か月連続のマイナス。

・欧州往航は、前年比13.7%増で3か月連続のプラス。
2025年1月の欧州往航運賃指数は、前年比12.7%減の4,634ドル/40ftで
13か月ぶりのマイナス。

・欧州復航は、前年比10.2%減で4か月連続のマイナス。
2025年1月の欧州復航運賃指数は、前年比40.2%減の722ドル/40ftで
13か月ぶりのマイナス。

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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「名古屋港を語る 脱炭素の未来へ」
 工藤彰三編著 麻生太郎,高橋治朗著 中央公論事業出版発行
 2024年11月刊行(所蔵番号:506380 請求記号:M.9310/Ku17)

水素社会推進法が成立した。名古屋港が水素エネルギーの拠点にな
ると、カーボンニュートラルポート(CNP)名古屋について3人
が伝える。高橋治朗氏は名古屋港の歴史やその潜在力や魅力を紹介、
工藤彰三氏は名古屋港とともに持続可能な成長ができる6つの柱と
する「工藤ビジョン」を掲げる。麻生太郎氏と二人の鼎談では、名
古屋港の特性や脱炭素の拠点に変わる可能性など、名古屋港の未来
を存分に語り尽くす。(版元ドットコムwebページより)

■「消えた航跡 5 8社の客船たちの活躍と終焉」
 小松健一郎著 南の風社発行
 2024年4月刊行(所蔵番号:506381 請求記号:M.55/Ko61/5)

今は亡き客船やフェリーの活躍を描くシリーズの5冊目。東洋郵船、
加藤汽船、宇高国道フェリーなど様々な船が紹介されている。船影
のほか、当時の時刻表なども掲載。

今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx

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4 海事資料調べ方講座

海事図書館が過去に受けたご質問の中から。

Q.
1945年6月10日に千島沖で沈んだ船の名前を知りたい。

A.
「太平洋戦争沈没艦船遺体調査大鑑」により、
九州郵船の博洋丸ということが分かった。

詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000363187

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5 海運ミニ知識

◆「水先人」

「パイロット」という言葉から飛行機の操縦士を思い浮かべる方が
多いかもしれませんが、海で「パイロット」と言えば「水先人(み
ずさきにん)」のことです。

水先人は、各地の港や水域の事情に精通した専門家。船会社から要
請を受けて船に乗り込み、船長に水域の状況などを説明して、安全
に入出港・離着岸できるようアドバイスします。東京湾など、航行
する船が多い海域では特に重要な存在です。

以前は船長経験者から転身するパターンが多かったのですが、現在
は三級海技士(航海)の資格があれば、水先人養成施設で養成課程
を終了後、3級水先人の免許試験を受けることができるようになりま
した。

<参考資料>
「海のしごと 改訂版」日本海事センター海事図書館編・発行
2015年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:505315 請求記号:M.81/N77) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は3月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。

jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/

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