第125号(2025年8月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2025/8/29◆
日本海事センターメールマガジン =第125号=
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=お知らせ=
●第36回海事立国フォーラムin長崎
「海事クラスターの活性化、強靭化に向けた将来展望」
~カーボンニュートラルを起点とした長崎の発展を目指して~
を開催いたします。
◆開催日時:令和7年11月14日(金) 14:00~18:00(YouTube配信あり)
◆場 所:THE GLOBAL VIEW長崎 3階プレミアホール
(長崎県長崎市宝町2-26)
【開会挨拶】(公財)日本海事センター会長 宿利 正史
【来賓挨拶】
長崎県知事 大石 賢吾 氏
長崎市長 鈴木 史朗 氏
九州運輸局長 日向 弘基 氏
【講演】
「海洋都市長崎の発展に向けた取組」(仮題)
長崎市長 鈴木 史朗 氏
【講演】
「大島造船所の事業展望について」
(株)大島造船所代表取締役社長 山口 眞 氏
【研究発表】
「洋上風力発電と海運について」(仮題)
(公財)日本海事センター研究員 坂本 尚繁
「長崎の海事産業の集積と経済規模」
(公財)日本海事センター研究員 後藤 洋政
【パネルディスカッション】
「海を基盤とした産業振興と地域活性化」(仮題)
〈モデレーター〉
長崎県立大学経営学部国際経営学科教授 山本 裕 氏
〈パネリスト〉(五十音順)
長崎県産業労働部新エネルギー推進室室長 石川 拓朗 氏
(株)商船三井カーボンソリューション
事業開発ユニットシニアエキスパート 田口 真一 氏
ONE DEJIMA(株)代表取締役社長 遠山 直人 氏
(株)澤山商会代表取締役社長
(国際港湾協会日本会議理事)中村 禎二 氏
NPO法人長崎海洋産業クラスター形成推進協議会副理事長/
エグゼクティブコーディネーター 松尾 博志 氏
【閉会挨拶】(公財)日本海事センター理事長 平垣内 久隆
参 加 費:無料
申込期限:令和7年11月6日(木)まで
※先着200名となりますのでお早めにお申し込みください。
◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/F074158/
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●「第2回JMC & IOPC Fundsによる共催セミナー」を開催いたします。
【講演】
「HNS条約発効の場合の業界への影響およびIOPC基金の準備状況」(仮)
IOPC基金HNSプロジェクト・マネージャー Gillian Grant氏
【講演】
「我が国のIOPC基金への対応と2010年HNS条約について」(仮)
国土交通省海事局長 新垣 慶太氏
【講演】
「HNS条約の意義と必要性-締約国カナダの視点」(仮)
カナダ運輸省海運政策部長(IOPC基金92年基金総会議長)
Francois Marier氏
【講演】
「HNS条約とITOPF(国際タンカー船主汚染防止連盟)の活動」(仮)
ITOPF上席テクニカル・アドバイザー Andrew Le Masurier氏
【講演】
「HNS-OPRC条約の履行を含めたHNS事故への対応と準備」(仮)
(一財)海上災害防止センター理事長 白石 昌己氏
【パネルディスカッション】
コーディネーター:東京大学大学院法学政治学研究科教授 藤田 友敬 氏
パネリスト:
講師4名
(Gillian Grant氏、Francois Marier氏、Andrew Le Masurier氏、白石 昌己 氏)
参 加 費:無料
申込期限:9月30日(火)まで
※先着150名となりますのでお早めにお申し込みください。
◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/F441166/
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●海事図書館からのお知らせ
開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日
予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/
●海事図書館蔵書テーマ展示「没後10年 柳原良平氏」開催のお知らせ
海事図書館では、蔵書テーマ展示「没後10年 柳原良平氏」を開催中です。
開催期間:2025年8月4日(月)から11月28日(金)
平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:図書35冊、雑誌記事19点
展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=27
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【目次】
1 2025年8月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2025年8月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。
URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/E202511.pdf
・「ブルーエコノミー”に係る国内外の取り組み(上)」
(2025年8月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2025年8月26日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2025年7月)2,033,508TEU(3.7%増)
《単月の値として過去最高を更新 ※速報値(24年9月:200.6万TEU)》
北米復航(米国からアジア)(2025年5月)433,625TEU(12.7%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2025年6月)1,625,282TEU(1.3%増)
《25年上半期累計は、前年同期比8.9%増の957.1万TEU(速報値)》
欧州復航(欧州からアジア)(2025年6月)475,392TEU(14.1%減)
《25年上半期累計は、前年同期比8.2%減の296.5万TEU(速報値)》
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比3.7%増で2か月ぶりのプラス。
2025年7月の北米往航運賃指数は、前年比56.8%減の3,717ドル/40ftで
6か月連続のマイナス。
・北米復航は前年比12.7%減で11か月連続のマイナス。
2025年7月の北米復航運賃指数は、前年比0.7%減の934ドル/40ftで
36か月連続のマイナス。
・欧州往航は、前年比1.3%増で4か月連続のプラス。
2025年7月の欧州往航運賃指数は、前年比55.6%減の3,874ドル/40ftで
7か月連続のマイナス。
・欧州復航は、前年比14.1%減で10か月連続のマイナス。
2025年7月の欧州復航運賃指数は、前年比15.4%減の741ドル/40ftで
7か月連続のマイナス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「英国コンテナ海運史 -世界をリードしたコンテナ船社OCLの航跡-」
Bott, Alan著 油谷正彰訳 成山堂書店発行
2025年7月刊行(所蔵番号:506447 請求記号:M.2231/B66)
かつて日本船社(NYK、MOL)などとコンソーシアムを組んで欧州航
路を担っていた英国の大手海運会社「OCL」が、海運激動の1970年
代から1990年代における、コンテナ海運を中心とした事業について、
歴史、人材、技術、経営、マーケティングなど多角的な視点からま
とめたもの。
(出版社webページより)
※OCL:Overseas Containers Limited
今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx
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4 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q.
船舶大型化の今後の見通しについて、まとめられたレポートなどはないか。
A.
以下の雑誌記事がある。
COMPASS 2021年9月号
「船舶大型化 意義と技術課題を検証」
港湾 2022年5月号
「World Watching 264 コンテナ船の更なる大型化に関する動向について」
荷主と輸送 2021年6月号
「コンテナ船の大型化さらに進むか GIGAMAX型、TERRAMAX型も現実味」
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000373369
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5 海運ミニ知識
◆「ドックマスター」
ドックマスターは造船所に所属して、船を操船する職業です。具体
的には、新造船や修繕船の公海上での試運転や、造船所内で船をド
ックに出し入れするといった業務を行っています。進水式でもドッ
クマスターが操船します。
海技免許や操船経験が必要なため、海運会社で船員・船長の経験を
積んでから転身することが多い職業です。狭いドックに大きな船を
入れるなど、通常の操船では行わない難しい技術が求められます。
<参考資料>
「海のしごと 改訂版」日本海事センター海事図書館編・発行
2015年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:505315 請求記号:M.81/N77) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は9月下旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
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