第126号(2025年9月)
◆Japan Maritime Center◆___________________________2025/9/30◆
           日本海事センターメールマガジン =第126号=
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=お知らせ=
●第36回海事立国フォーラムin長崎
「海事クラスターの活性化、強靭化に向けた将来展望」
~カーボンニュートラルを起点とした長崎の発展を目指して~
を開催いたします。
◆開催日時:令和7年11月14日(金) 14:00~18:00(YouTube配信あり)
◆場  所:THE GLOBAL VIEW長崎 3階プレミアホール
      (長崎県長崎市宝町2-26)
【開会挨拶】(公財)日本海事センター会長 宿利 正史
【来賓挨拶】
      長崎県知事  大石 賢吾 氏
      長崎市長   鈴木 史朗 氏
      九州運輸局長 日向 弘基 氏
【講演】
 「海洋都市長崎の発展に向けた取組」(仮題) 	
      長崎市長 鈴木 史朗 氏                                
【講演】
 「大島造船所の事業展望について」
      (株)大島造船所代表取締役社長 山口 眞 氏
【研究発表】
 「洋上風力発電と海運について」(仮題)
      (公財)日本海事センター研究員 坂本 尚繁
 「長崎の海事産業の集積と経済規模」
      (公財)日本海事センター研究員 後藤 洋政
【パネルディスカッション】
 「海を基盤とした産業振興と地域活性化」(仮題)
〈モデレーター〉
   長崎県立大学経営学部国際経営学科教授 山本 裕 氏 
〈パネリスト〉(五十音順)
   長崎県産業労働部新エネルギー推進室室長 石川 拓朗 氏
   (株)商船三井カーボンソリューション
    事業開発ユニットシニアエキスパート 田口 真一 氏
    ONE DEJIMA(株)代表取締役社長 遠山 直人 氏
   (株)澤山商会代表取締役社長
   (国際港湾協会日本会議理事)中村 禎二 氏
    NPO法人長崎海洋産業クラスター形成推進協議会副理事長/
        エグゼクティブコーディネーター 松尾 博志 氏
【閉会挨拶】(公財)日本海事センター理事長 平垣内 久隆
                                 
参 加 費:無料
申込期限:令和7年11月6日(木)まで  
※先着200名となりますのでお早めにお申し込みください。 
◆詳細は以下サイトをご覧ください。 
https://www.jpmac.or.jp/application/F074158/
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●海事図書館からのお知らせ
開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日
予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。
詳しくはホームページをご覧ください。
海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/
●海事図書館蔵書テーマ展示「没後10年 柳原良平氏」開催のお知らせ
海事図書館では、蔵書テーマ展示「没後10年 柳原良平氏」を開催中です。
開催期間:2025年8月4日(月)から11月28日(金)
     平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:図書35冊、雑誌記事19点
展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=27
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【目次】
1 2025年9月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識
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1 2025年9月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。
URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/E202512.pdf
・「“ブルーエコノミー”に係る国内外の取り組み(下)」
  (2025年9月:日本海事新聞)
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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
    <2025年9月30日発表>
【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2025年8月)2,000,863TEU(4.2%増)
《8月の値としては過去最高を更新 ※速報値》
北米復航(米国からアジア)(2025年6月)455,240TEU(1.4%増)
《25年上半期累計は、前年同期比8.2%減の271.8万TEU》
欧州往航(アジアから欧州)(2025年7月)1,758,389TEU(10.1%増)
《7月の値としては過去最高を更新 ※速報値》
欧州復航(欧州からアジア)(2025年7月)515,319TEU(6.0%減)
【概要とポイント】
・北米往航は、前年比4.2%増で2か月連続のプラス。
2025年8月の北米往航運賃指数は、前年比58.5%減の3,206ドル/40ftで
7か月連続のマイナス。
・北米復航は、前年比1.4%増で12か月ぶりのプラス。
2025年8月の北米復航運賃指数は、前年比1.3%減の950ドル/40ftで
37か月連続のマイナス。
・欧州往航は、前年比10.1%増で5か月連続のプラス。
2025年8月の欧州往航運賃指数は、前年比57.2%減の3,559ドル/40ftで
8か月連続のマイナス。
・欧州復航は、前年比6.0%減で11か月連続のマイナス。
2025年8月の欧州復航運賃指数は、前年比16.5%減の708ドル/40ftで
8か月連続のマイナス。
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3 海事図書館 今月のオススメ図書
■「日本海運のコンテナ50年史 ~箱根丸からONE STORK(ワンストーク)へ~
 増補改訂版」
 吉田泰治著 オーシャンコマース発行
 2024年5月刊行(所蔵番号:506456 請求記号:M.521/Y86)
2022年4月刊行の「日本海運のコンテナ50年史」の増補改訂版。前
作は2022年11月に第54回「住田海事賞三賞」の「海事史推奨賞」を
受賞。これを受けて、一章(第9章)「コロナ下のコンテナ船事業」
を増補し、受賞記念・増補改訂版として刊行。
(出版社webページより)
今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx
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4 海事資料調べ方講座
海事図書館が過去に受けたご質問の中から。
Q. 
スエズ運河、パナマ運河に関する最近のトピックを知りたい。
A. 
以下の雑誌記事を紹介した。
雑誌「港湾」掲載
「2023年のパナマ運河の水不足と影響」
「スエズ運河の近況」
「エジプトの経済とスエズ運河の状況」
雑誌「荷主と輸送」掲載
「1H世界での海賊発生件数60件 前年比減も各地の危険度増加」
「終わりが見えないパナマ運河通航制限 節水で多角的戦略、予約期間厳格化」
「スエズ運河の通航料収入が過去最高 通航料値上げなどもあり70億ドルに」
詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000374422
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5 海運ミニ知識
◆「海図」
航海に海図は欠かせません。海図には海底や沿岸の地形、水深、潮
流、航路標識などが書かれており、船の針路を決めるのに利用され
ます。近年では電子海図が主流となっており、ディスプレイ上に海
図を表示して使用します。
海図に最新の情報が書かれていないと、安全に航海をすることがで
きません。補正や訂正の必要がある場合は、水路通報によって必要
な情報が伝えられます。それを基に海図の改補を行ったり、最新版
の海図を購入したりします。電子海図の場合は自動的に改補が行わ
れるため、紙の海図のように手で改補を行う必要がありません。
なお、廃版となった紙の海図の中には、封筒やノートなどに再利用
し販売されているものもあります。おしゃれでエコな雑貨として人
気があるようです。
<参考資料>
「船の百科事典」
船の百科事典編集委員会編 丸善出版発行 2015年12月刊行
(海事図書館所蔵番号:505386 請求記号:RM.03/F89) 他
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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は10月下旬頃、配信予定です。
このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。
このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp
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◆日本海事センターホームページ
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