メールマガジン

Magazine

第127号(2025年10月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2025/10/31◆

日本海事センターメールマガジン =第127号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●「第13回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。

◆開催日時:2025年12月22日(月)14:00~16:00(予定)
◆開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
※若干名、会場での参加が可能です。
  なお、定員になり次第締め切らせていただきます。
◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)

【総論】
「ロシアに対する制裁の現状」
  龍谷大学法学部 教授 山田 卓平 氏

【各論1】
「外航海運による制裁リスクへの対応-リスク・マネジメントの観点から」
  日本郵船(株)法務・フェアトレード推進グループ専門官 橋本 隆明 氏

【各論2】
「戦争リスク・制裁リスクと海上保険-現状と課題」
  東京海上日動火災保険(株)
フェロー兼コマーシャル損害部専門部長 久保 治郎 氏

【パネルディスカッション】
  モデレーター:慶應義塾大学法学部 教授 南 健悟 氏
  パネリスト :講演者3名 

参 加 費:無料
申込期限:12月18日(木)まで 

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S517805/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●第36回海事立国フォーラムin長崎
「海事クラスターの活性化、強靭化に向けた将来展望」
~カーボンニュートラルを起点とした長崎の発展を目指して~
を開催いたします。

◆開催日時:2025年11月14日(金) 14:00~18:00(YouTube配信あり)
◆場  所:THE GLOBAL VIEW長崎 3階プレミアホール
      (長崎県長崎市宝町2-26)

【開会挨拶】(公財)日本海事センター会長 宿利 正史

【来賓挨拶】
      長崎県知事  大石 賢吾 氏
      長崎市長   鈴木 史朗 氏
      九州運輸局長 日向 弘基 氏
【講演】
 「海洋都市長崎の発展に向けた取組」(仮題) 
      長崎市長 鈴木 史朗 氏                                
【講演】
 「大島造船所の事業展望について」
      (株)大島造船所代表取締役社長 山口 眞 氏
【研究発表】
 「洋上風力発電と海運について」(仮題)
      (公財)日本海事センター研究員 坂本 尚繁
 「長崎の海事産業の集積と経済規模」
      (公財)日本海事センター研究員 後藤 洋政

【パネルディスカッション】
 「海を基盤とした産業振興と地域活性化」(仮題)
〈モデレーター〉
長崎県立大学経営学部国際経営学科教授 山本 裕 氏 
〈パネリスト〉(五十音順)
長崎県産業労働部新エネルギー推進室室長 石川 拓朗 氏
(株)商船三井カーボンソリューション
    事業開発ユニットシニアエキスパート 田口 真一 氏
ONE DEJIMA(株)代表取締役社長 遠山 直人 氏
(株)澤山商会代表取締役社長
   (国際港湾協会日本会議理事)中村 禎二 氏
NPO法人長崎海洋産業クラスター形成推進協議会副理事長/
エグゼクティブコーディネーター 松尾 博志 氏

【閉会挨拶】(公財)日本海事センター理事長 平垣内 久隆
                             
参 加 費:無料
申込期限:11月6日(木)まで  
※先着200名となりますのでお早めにお申し込みください。 

◆詳細は以下サイトをご覧ください。 
https://www.jpmac.or.jp/application/F074158/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●海事図書館からのお知らせ

開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日

予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。

詳しくはホームページをご覧ください。

海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/

●海事図書館蔵書テーマ展示「没後10年 柳原良平氏」開催のお知らせ

海事図書館では、蔵書テーマ展示「没後10年 柳原良平氏」を開催中です。

開催期間:2025年8月4日(月)から11月28日(金)
     平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:図書35冊、雑誌記事19点

展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=27

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【目次】

1 2025年10月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1 2025年10月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/B202520.pdf

・「日本におけるコンテナ運賃と消費者物価への影響」

(2025年10月:日本海事新聞)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2025年10月28日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2025年9月)1,813,343TEU(9.6%減)
《25年第3四半期は、前年同期比0.6%減の585.1万TEU ※速報値》

北米復航(米国からアジア)(2025年7月)476,280TEU(2.1%増)

欧州往航(アジアから欧州)(2025年8月)1,849,975TEU(11.8%増)
《単月の値としては過去最高を更新 ※速報値(25年5月:181.2万TEU)》

欧州復航(欧州からアジア)(2025年8月)475,022TEU(8.4%減)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比9.6%減で3か月ぶりのマイナス。
2025年9月の北米往航運賃指数は、前年比45.6%減の3,488ドル/40ftで
8か月連続のマイナス。

・北米復航は、前年比2.1%増で2か月連続のプラス。
2025年9月の北米復航運賃指数は、前年比6.4%減の913ドル/40ftで
38か月連続のマイナス。

・欧州往航は、前年比11.8%増で6か月連続のプラス。
2025年9月の欧州往航運賃指数は、前年比54.3%減の2,595ドル/40ftで
9か月連続のマイナス。

・欧州復航は、前年比8.4%減で12か月連続のマイナス。
2025年9月の欧州復航運賃指数は、前年比15.9%減の684ドル/40ftで
9か月連続のマイナス。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「危険物安全輸送の手引き 海上輸送編」
 柴宮義文著 オーシャンコマース発行
 2025年7月刊行(所蔵番号:506470 請求記号:M.084/Sh17)

本書は、危険物輸送に係る国際規則、それらを基準とした国内法令
の危険物船舶輸送及び貯蔵規則と関連する告示、さらに港則法や消
防法など、その他の国内法令の概要とともに、諸外国の危険物運送
に係る規則を紹介。
(出版社webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4 海事資料調べ方講座

海事図書館が過去に受けたご質問の中から。

Q.
中古大型船の売買実績が載っている資料はないか。

A.
以下の資料に掲載がある。
Clarkson社発行「Shipping review & outlook」

詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000375684

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
5 海運ミニ知識

◆「ロープワーク」

古新聞を束ねたり、輪をつくって引っかけたり、私たちが生活のな
かで使っている紐やロープの結び方には、帆船時代の船乗りによっ
て考案されたものが多くあります。

甲板上での作業や港での係船作業等に欠かせないロープワークは、
船乗りに必須の知識でした。結び方ひとつで船や人命の安危が決ま
ることがあるため、迅速・確実に作業を行う必要があり、使用目的
に適った独自の結び方が生まれたのです。
彼らが編み出した結び方は、飾り結びやマット編み等に応用され、
海の芸術としても発展していきます。

船の速度をあらわす単位「ノット」もロープに関係しています。ノ
ットとは結び目のこと。一定間隔に結び目をつけたロープを海に投
げ込んで船を走らせ、決まった時間内に繰り出されたロープの長さ
を結び目の数で記録したことに由来しています。

<参考資料>
「海と船と人の博物史百科」
佐藤快和著 原書房発行 2000.6
(海事図書館所蔵番号:0023111W 海事図書館請求記号:RM.03/Sa85) ほか

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は11月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。

jmc-info@jpmac.or.jp

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/

◆Japan Maritime Center◆_____________________________◆JMC◆
編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/

一覧へ戻る