メールマガジン

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第21号(2016年12月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2016/12/16◆

日本海事センターメールマガジン =第21号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆


=お知らせ=

●海事図書館 

*開館時間について
  
2016年11月1日より、利用時間が、12時から17時と変更となりました。
皆様には大変ご不便をおかけ致しますが、何卒ご理解のほどよろしく
お願い致します。 

  12月の休館 : 土日祝日
   1月の休館 : 土日祝日、31日(火)
  年末年始  : 12月27日(火)~1月5日(木) 

  ■なお、1月6日(金)は都合により、13時より開館となりますので
   ご注意ください。 
  
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【目次】
1 2016年11月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 意外と知らない!?利用案内

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1 2016年11月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する調査・
研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
2016年11月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開しました
のでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「『一帯一路構想』下における中国海運業の動向」
 (2016年10月:運輸政策研究)

・「中国海運業発展のキーワードは『連携強化』~中国COSCOシッピ
 ング初の主催によるワールド・シッピング・サミット参加報告~」
(2016年11月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2016年12月16日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2016年11月)133.8TEU(8.6%増)
北米復航(米国からアジア)(2016年9月)53.3万TEU(7.3%増)
欧州往航(アジアから欧州)(2016年10月)116.9万TEU(0.9%減)
欧州復航(欧州からアジア)(2016年10月)60.5万TEU(6.6%増)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比8.6%増で2か月連続の増加。1-11月の累計は3.0%
増の1,430万TEU。2016年10月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比16.2%増の2,440ドル/TEUで17か月ぶりのプラス。
・北米復航は、前年比7.3%増で、4か月連続のプラスに。1-9月の累計
は4.2%増の501万TEU。2016年10月のニューヨーク-中国(塩田)間の運
賃は前年比12.0%減の660ドル/TEUで37か月連続のマイナス。
・欧州往航は前年比0.9%減となり5か月ぶりのマイナスに。2016年10月
の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は、前年比56.5%
増の1,080ドル/TEUで6か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比6.6%増となり3か月連続のプラスに。2016年10月の
英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は前年比3.1%減の620
ドル/TEUで22か月連続のマイナス。

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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「創業100周年記念誌」 
 吉田浩文、西口公章編著 野母商船発行 2016年11月発行
   (所蔵番号:505483  請求記号:M.2210/N94)

野母商船株式会社の創業100年を記念して作成されたものです。
年表のほか、船舶写真や航路図、ロゴマーク、チラシなど写真が
多用され、ページ数は少ないながらも非常に見やすく分かりやすい 
資料となっています。
なお、当館も製作のための資料提供に協力しております。


■「旭海運株式会社70周年史」
 コベルコビジネスサポート編 旭海運発行 2016年11月発行
 (所蔵番号:505482  請求記号:M.2210/A82)

今年8月に創立70周年を迎えた旭海運株式会社のこれまでを
まとめたものです。創立から現在までを5章に分け、当時の海運事情
と共にどのように会社が歩んできたのかが記されています。
資料編では所有船舶の推移などの数値が図を用いられて示されて  
います。
 
今回は海運会社の社史をご紹介いたしました。
一般流通していない資料であり、海事図書館ならではの資料です。
それぞれの海運会社がどのように歩んできたのか、非常に興味深いも
のです。

今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php

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4 海事資料調べ方講座

Q.パナマ運河で通航料金計算のために用いられているPCUMSトンと
 いう単位は、総トン数に換算することができるか?

A.おおよその数字になるが、できる。
 「国際物流用語辞典 5版」オーシャンコマース 2010年 (RM.503/O75) 
のPCUMSの項(p.248)には、「1PCUMSはほぼ1立法フィートに相当」とある。
(「立法」は「立方」の誤植と思われる)
Gross Ton(総トン数)の項(p.145)には、「100立方フィートを1トンとし
て表す」とある。
従って、PCUMSを一旦立方フィートに換算し、さらに立方フィートを総ト
ン数に換算すれば計算が可能。

詳しい情報はコチラ!

http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000179275

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5 意外と知らない!?利用案内

■検索画面の見方について

Webや館内の検索機で検索した図書や雑誌がどこにあるか、お分かりですか?
検索結果で目的の資料の詳細を画面で次の項目をご確認ください。

(1)「所在」   
本棚の番号になっています。数列ある本棚には全て番号が振られています。
雑誌や統計書は別になっていますが、これがまずは手がかりになります。

(2)「分類番号」
それぞれの資料にふられた本の住所のようなもので資料の背に貼られたラベル
の番号で1,2,3とあり、それぞれが一段目、二段目、三段目に記載されて
います。
  
1は”分野”になります。図書館の資料は主題テーマごとに分類しており、
この番号順に並べられています。
そのため、近くに並んでいる図書は同様のテーマ、内容になります。
2は著者や編者等に関する情報です。
海運会社の社史などは会社名からとっています。
3は複数巻の巻表示や年次物の年表示になります。

一部、資料データを修正していない資料がございますので、見つからない場合
はスタッフまでお尋ねください。
これで、見つかる確率がアップすることと思われます!!

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今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は1月中旬頃、配信予定です。

皆さまどうぞよいお年をお迎えください。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
http://www.jpmac.or.jp/

◆Japan Maritime Center◆_____________________________◆JMC◆
編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル4F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/



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