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第25号(2017年4月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2017/4/20◆

日本海事センターメールマガジン =第25号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●海事図書館 

*4月より、下記3点が変更となります。

1)入館最終受付時間        16時30分
2)複写サービスの提供終了時間   16時30分
3)月末休館日の取り止め(月末も開館)

開館時間はこれまで通り、12時~17時となります。

*また、4月より当面の間、レファレンスサービス及びメールでの
 お問い合わせを一時休止しております。

*新聞・雑誌で一部受入中止となる資料がございます。

利用者の皆様にはご不便とご迷惑をお掛けいたしますが、
ご理解とご協力をお願いいたします。

  4月の休館 : 土日祝日
  5月の休館 : 土日祝日
  
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【目次】
1 2017年3月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2017年3月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。
2017年3月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「日本の海事クラスターの経済規模と集積効果
~愛媛県海事クラスターの事例分析とともに~」
(2017年3月:日本海事新聞)


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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2017年4月20日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2017年3月)112.4TEU(10.2%増)
北米復航(米国からアジア)(2017年1月)54.8万TEU(10.6%増)
欧州往航(アジアから欧州)(2017年2月)93.3万TEU(9.2%減)
欧州復航(欧州からアジア)(2017年2月)58.1万TEU(4.3%増)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比10.2%増で2か月ぶりのプラス。2017年3月
の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は前年比39.0%増の2,390
ドル/TEUで6か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比10.6%増で、8か月連続のプラス。2017年3
月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は前年比4.0%減の720ド
ル/TEUで2か月ぶりのマイナス。
・欧州往航は前年比9.2%減となり2か月ぶりのマイナス。2017年
3月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は、前年
比78.1%増の1,140ドル/TEUで11か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比4.3%増となり2か月連続のプラス。2017年3月
の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は前年比20.0%
増の780ドル/TEUで4か月連続のプラスに。

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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「船舶売買取引の実務」
瀬野克久著 一橋パートナーズ法律事務所発行 
2017年2月刊行
(所蔵番号:505512 請求記号:M.083/Se72)

船舶に関する取引については様々な法律や多岐に渡る知識、
実務上の取り扱いに関する理解が必要である。本書は船舶
売買関連取引に携わる人に対し、実務的指針を提供するこ
とを目的としたものである。
(本書はしがきより)
 
■「北極海航路ハンドブック 実務編(下巻)」
北極海航路ハンドブック検討委員会編 
日本海難防止協会発行 2017年3月
(所蔵番号:505511 請求記号:M.558/H2/2)
 
昨年の上巻に引き続き、下巻が刊行。
北極海航路を利用する商船が増加する近年において、氷海航行
経験のある船員は決して多くない。本書は北極海航路又は氷海
を安全に航行するために必要な知識、技術等をわかりやすく解
説した運航実務書である。索引もあり、参考文献も豊富である。
当館も協力に名を連ねている一冊である。

今回は実務的な資料で、一般には流通していないものをご紹介
いたしました。  
  
今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php

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4 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q.各国の港湾の形がわかる地図のようなものはないか。

A.「Guide to Port Entry」(RM.906/G92)の中に港名のABC順に
記載されている。
「Guide to Port Entry」は毎年刊行されている世界の港湾に関す
る資料。地図のほか、各港に関する様々な情報が掲載されており、
「港湾情報」と「地形・図」がセットになった資料である。

詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000521

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5 海運ミニ知識

◆「現代の船 その1」

船が出現してから、7000年余りの時が経過しています。平らな板一枚
から始まった船も技術の進歩により、現在、様々な船が存在していま
す。
 
・LNG船(液化天然ガス船)
従来は運べなかった貨物を運べるようにした船の代表。
LNG = Liquefied natural gas の略。
天然ガスの沸点は-161.5度であり、常圧下では気体であるため、パイ
プライン以外での輸送は不可能でした。天然ガスを-162度以下に加圧
・冷却することで、容積が約1/600 のLNGを海上輸送することが可能
となったのです。天然ガスは環境に優しいクリーンな エネルギーと
して石油の代替エネルギーとしてその需要は増大しています。

<参考資料>
「これ一冊で船舶工学入門」
海文堂発行 2016年12月刊行
(海事図書館 資料番号:505491 請求記号:551/Sh96)

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は5月中旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
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〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル4F
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E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/

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