メールマガジン

Magazine

第32号(2017年11月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2017/11/16 ◆

日本海事センターメールマガジン =第32号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

*4月より、下記3点が変更となっております。

1)入館最終受付時間        16時30分
2)複写サービスの提供終了時間   16時30分
3)月末休館日の取り止め(月末も開館)

開館時間はこれまで通り、12時~17時となります。

  11月の休館 : 土日祝日
  12月の休館 : 土日祝日
   年末年始  : 12/27日(水)~1月8日(月・祝) 

*都合により、当分の間、レファレンスサービスを一時休止
 させていただきます。
  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【目次】
1 2017年10月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1 2017年10月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。
2017年9月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「万国海法会国際会議の東京開催に向けて」
(2017年10月:日本海事新聞)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2017年11月16日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2017年10月)142.2万TEU(1.8%増)
北米復航(米国からアジア)(2017年8月)52.4万TEU(10.8%減)
欧州往航(アジアから欧州)(2017年9月)130.6万TEU(7.4%増)
欧州復航(欧州からアジア)(2017年9月)59.9万TEU (1.1%減)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比1.8%増で8か月連続のプラス。
2017年10月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比30.3%減の1,700ドル/TEUで2か月連続のマイナス。
・北米復航は、前年比10.8%減で、2か月連続のマイナス。
2017年10月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比9.1%増の720ドル/TEUで4か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比7.4%増で7か月連続のプラス。
2017年10月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比0.9%減の1,070ドル/TEUで2か月連続のマイナス。
・欧州復航は前年比1.1%減で3か月ぶりのマイナス。
2017年10月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比62.9%増の1,010ドル/TEUで11か月連続のプラスに。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「土木遺産 V 世紀を越えて生きる叡智の結晶 ヨーロッパ編2 オリエント編」
  建設コンサルタンツ協会『Consultant』編集部編
  ダイヤモンド社発行 2016年12月刊行
  (所蔵番号:505600 請求記号:510/Ke51)

土木遺産シリーズの第5弾! 峡谷のように切り立つ運河、スウェ
ーデン王室の歴史を伝える庭園、アレクサンドロス大王が築き今な
お繁栄し続ける都市など、ヨーロッパ・アジアの土木遺産24カ所を
収録。ヨーロッパ編2として北欧・バルカン地域、オリエント編と
して中東・北アフリカ地域の土木遺産を紹介する。
(「honto」webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
4 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q. 過去に起きた日本船の海難事故について論文を書きたいのだが、
お薦めの本はないか?

A. 日本船の海難事故についてまとめた資料として、下記の2冊がある。

「昭和災害史」日本損害保険協会編・発行 1990年刊
「海難審判制度史」森島逸男著 成山堂書店発行 1979年刊

詳しい情報はコチラ!

http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000065342

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
5 海運ミニ知識

◆「船の速度」
船の速度は時速ではなく、「ノット」で表されますが、これは帆船
時代の速度の測り方に由来します。
当時、船の速度を測るために使われていたのは、1.82mごとに結び目
(ノット)のついたロープ。これを走る船から海へ流し、一定時間
内に出て行った結び目の数で船の速さを計算しました。結び目が5個
出て行ったら5ノット、7個出て行ったら7ノットです。
ちなみに、クルーズ船の速度は約20ノット。時速にすると約37kmです。
イメージ通り、ゆっくりのんびり旅をするのですね。

<参考資料>
「知ってビックリ!船の大疑問」
謎解きゼミナール編 河出書房新社発行 2008年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:503578 請求記号:550.4/N59) 他

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は12月中旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆日本海事センターホームページ
http://www.jpmac.or.jp/

◆Japan Maritime Center◆_____________________________◆JMC◆
編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/

一覧へ戻る