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第39号(2018年6月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2018/6/27 ◆

日本海事センターメールマガジン =第39号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は下記サイト「帆船日本丸保存ためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/


●海事図書館 

開館日時:平日12:00~17:00
    (入館・複写受付は16:30まで)

 6月の休館 : 土日祝日
 7月の休館 : 土日祝日
  
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【目次】
1 2018年5月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2018年5月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。
2018年5月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「クルーズ船未利用者がクルーズツアーに求めているもの」(2018年5月:日本海事新聞)


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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2018年6月27日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2018年5月)133.9万TEU(7.5%減)
北米復航(米国からアジア)(2018年3月)64.1万TEU(2.9%増)
欧州往航(アジアから欧州)(2018年4月)135.2万TEU(3.7%増)
欧州復航(欧州からアジア)(2018年4月)65.1万TEU (0.5%減)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比7.5%減で2か月連続のマイナス。
2018年5月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比8.1%減の2,030ドル/TEUで9か月連続のマイナス。
・北米復航は、前年比2.9%増で、3か月ぶりのプラス。
2018年5月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比12.2%減の650ドル/TEUで3か月連続のマイナス。
・欧州往航は前年比3.7%増で2か月ぶりのプラス。
2018年4月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比10.5%減の1,110ドル/TEUで3か月連続のマイナス。
・欧州復航は前年比0.5%減で4か月連続のマイナス。
2018年5月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比18.1%減の950ドル/TEUで2か月連続ののマイナス。


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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「船長職の諸相」
  逸見真編著 山縣記念財団発行 2018年3月刊行
  (所蔵番号:505672 請求記号:M.8310/H52)

平成28年7月に東京海洋大学海洋工学部で開催された公開講座
「船長という仕事」をもとに、船長の実際の職務、職責について
まとめた一冊。

今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php

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4 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q. イギリスの第2次大戦後の造船業の歴史を書いた資料はあるか?

A. 以下の資料がある。
「Industrial organisation and changing technology in UK shipbuilding:
historical development and future implications」
「The restructured West European shipbuilding industry」
「欧州主要国の造船事情」
「British shipbuilding 1500-2010: a history」
「20世紀における世界造船業の趨勢に関する分析と研究
 -英国の盛衰要因と日本・韓国・中国の発展と今後-」

詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000627

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5 海運ミニ知識

◆「世界三大運河」

運河と聞いてまず思い浮かぶのはパナマ運河とスエズ運河ですよね。
では、「世界三大運河」の残り一つはどこでしょうか?

その答えは、キール運河。北海とバルト海を結ぶ全長98kmの運河で、
1895年に完成しました。ドイツ北部の、バルト海側のキールと北海
側のブルンスビュッテルを結んでいます。当初は、ドイツの戦艦が
軍港であるキールから北海にすぐ抜けるために利用されていました
が、第一次世界大戦でドイツが負けたことから、ベルサイユ条約に
より、すべての国の商船に通航権を与えられることとなりました。
ヒトラー政権下ではドイツが独占利用していましたが、第二次世界
大戦後は再び世界に開放されています。

ただし、「世界三大運河」は日本のみで言われているとか。「三大
○○」が好きな日本人ならではかもしれませんね。

<参考資料>
「知ってビックリ!船の大疑問」
謎解きゼミナール編 河出書房新社発行 2008年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:503578 請求記号:550.4/N59) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は7月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
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jmc-info@jpmac.or.jp

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