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第46号(2019年1月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2019/1/24 ◆

日本海事センターメールマガジン =第46号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●「第25回海事立国フォーラムin東京」を開催します。
2019年2月5日(火)、東京都千代田区の海運ビルにて特別講演会
「第25回海事立国フォーラムin東京」を開催します。
今回のテーマは「中国をめぐる経済環境の変化と今後の海事産業の展望」。
詳しくは以下サイトをご覧ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/forum/?id=113


●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存ためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/


●海事図書館 

開館日時:平日12:00~17:00
    (入館・複写受付は16:30まで)

 1月の休館 : 土日祝日
 2月の休館 : 土日祝日 


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【目次】
1 2018年12月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識


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1 2018年12月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。12月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「外航海運における地域規制の問題」 (2018年12月:日本海事新聞)


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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2019年1月24日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2018年12月)164.5万TEU(21.8%増)
     《1~12月の累計では前年同期比7.8%増で過去最高、堅調な消費・駆け込みが背景》
北米復航(米国からアジア)(2018年10月)59.2万TEU(3.8%増)
      《1~10月累計では、前年同期比1.5%増で過去最高も、中国向けの減少続く》
欧州往航(アジアから欧州)(2018年11月)125.5万TEU(2.3%増)
《1~11月累計では、統計開始以来、最高》
欧州復航(欧州からアジア)(2018年11月)65.2万TEU (4.3%減)
      《1~11月累計では、昨年の最高値に次ぐもの》

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比21.8%増で8か月連続のプラス。
2018年12月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比53.9%増の2,570ドル/TEUで7か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比3.8%増で、3か月ぶりのプラス。
2018年12月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比11.3%増の790ドル/TEUで6か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比2.3%増で4か月連続のプラス。
2018年12月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比5.5%増の1,160ドル/TEUで4か月連続のプラス。
・欧州復航は前年比4.3%減で3か月ぶりのマイナス。
2018年12月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比7.1%減の910ドル/TEUで9か月連続のマイナス。


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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「船舶汚染規制の国際法」
  富岡仁著 信山社発行 2018年7月刊行
  (所蔵番号:505715 請求記号:329.26/To56)

環境保護という現代的な要請が海洋法にどのように反映しており、
それが海洋法の基本原則にどのような変更・発展を迫っているのか。
国際航行に従事する船舶による環境汚染規制の生成過程と動態を考
察する。(「honto」webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php


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4 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q. 江戸時代末期に起きた、いろは丸の衝突事件(日本で初めて国際
法が適用された事件)に関する文献を探している。

A. 以下の文献がある。
「伊呂波丸事件について」(雑誌「海事史研究」16号掲載論文)
「伊呂波丸の謎とき よもやま話で辿る147年振りの解釈」
「いろは丸事件と竜馬 史実と伝説のはざま」
「幕末維新の海」

詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000386


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5 海運ミニ知識

◆「海上で病気になったら」

クルーズ船には船医が乗船していますが、貨物船には近年はほとん
ど船医は乗船していません。その代わり、薬剤投与・注射・縫合な
どの医療行為を部分的に許されている船舶衛生管理者が必ず乗船し
ています。航海士や機関士が国家資格をとり、船舶衛生管理者を兼
務します。

船員が海上で怪我をしたり病気になった場合は、船員保険病院など
に無線で連絡して、縫合のやり方や使用する薬剤などについて相談
します。船上の処置で済まない場合はドクターヘリを要請して陸の
病院へ運ぶこともあります。海外でも、主要な港には海運会社が提
携した病院があり、万一に備えた体制が整っています。

<参考資料>
「海のしごと 改訂版」日本海事センター海事図書館編・発行
2015年9月刊行
(海事図書館所蔵番号:505315 請求記号:M.81/N77) 他


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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は2月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
http://www.jpmac.or.jp/

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編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/

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