メールマガジン

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第49号(2019年4月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2019/4/25 ◆

日本海事センターメールマガジン =第49号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●「海に関する海事関係学生意識調査」 を実施しました。

(公財)日本海事センターは、今般、海事関係の大学等の在学生を対象に「海に関する海事関係学生意識調査2018」を実施しました。この調査は、将来の海事関係の人材育成に資することを目的にしており、海事関係の大学等の協力を得て実施したものです。詳しくは、以下サイトから報告書本文をご覧ください。
URL http://www.jpmac.or.jp/information/?id=723


●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存ためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL http://www.nippon-maru.or.jp/supporters/


●海事図書館 

開館日時:平日12:00~17:00
    (入館・複写受付は16:30まで)

 4月の休館 : 土日祝日
 5月の休館 : 土日祝日

※大型連休はカレンダー通り、4月27日(土)から5月6日(月)まで休館いたします。 


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【目次】
1 2019年4月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識


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1 2019年4月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しており
ます。4月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開し
ましたのでご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html

・「海洋開発とオフショア関連船舶に関する動向」 (2019年4月:日本海事新聞)


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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2019年4月25日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2019年3月)121.9万TEU(0.9%増)
     《ASEAN、南アジアなどの増加の一方、家具・繊維を中心に中国発貨物10.8%減》
北米復航(米国からアジア)(2019年1月)55.3万TEU(6.5%増)
      《中・印向けは減少もそれ以外は大幅増、飼料、合成樹脂を中心に増加》
欧州往航(アジアから欧州)(2019年2月)103.0万TEU(14.7%減)
《日本の好調は変わらず、これまで好調だった東南アジアが減速》
欧州復航(欧州からアジア)(2019年2月)61.5万TEU (0.9%増)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比0.9%増で2か月ぶりのプラス。
2019年3月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比19.5%増の2,210ドル/TEUで10か月連続のプラス。
・北米復航は、前年比6.5%増で、3か月ぶりのプラス。
2019年3月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比15.9%増の800ドル/TEUで9か月連続のプラス。
・欧州往航は前年比14.7%減で7か月ぶりのマイナス。
2019年3月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比7.3%増の1,170ドル/TEUで2か月ぶりのプラス。
・欧州復航は前年比0.9%増で2か月連続のプラス。
2019年3月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比7.2%減の900ドル/TEUで12か月連続のマイナス。


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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「号丸譚 心震わす船のものがたり」
  木原知己著 海文堂出版発行 2018年6月刊行
  (所蔵番号:505728 請求記号:M.04/Ki17)

耳目に触れて深く感動し、ときに落涙し、ときに笑い、温かく癒さ
れる、そんな「船」にまつわる物語を紹介する。著者が日本各地を
取材した際に撮影した写真も豊富に掲載。『日本海事新聞』連載を
書籍化。(「honto」webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
http://www.jpmac.or.jp/library/new-book.php


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4 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q. ブルーリボンについて歴史を詳しく述べた日本語の図書はあるか。

A. 以下の図書がある。
「大西洋ブルーリボン史話」
「豪華客船スピード競争の物語」
「客船の世界史 世界をつないだ外航客船クロニクル」

詳しい情報はコチラ!
http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000000567


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5 海運ミニ知識

◆「黒船来航」

幕末の浦賀沖に現れた黒船、ペリー率いる4隻の軍艦に世間が騒い
でいる様子は、「泰平の眠りをさます上喜撰 たった四杯で夜も眠
れず」という狂歌にも詠まれていますが、実はこの4隻のうち蒸気
船は2隻のみ。あとの2隻は帆船でした。

2隻の蒸気船、サスケハナとミシシッピには、船の左右に水車のよ
うな車輪がついています。車輪の先にはフロートと呼ばれる水かき
板があり、蒸気機関で車輪を回すと水かき板が水をかいて船が進む
という仕組みです。

当時の日本で一般的に使われていた千石船と比べると、サスケハナ
は排水量で19倍もありました。当時の人々はその大きさに本当に驚
いたことでしょう。

<参考資料>
「船の科学館資料ガイド4 黒船来航」
日本海事科学振興財団船の科学館編・発行 2003年7月刊行
(海事図書館所蔵番号:501467 請求記号:556/N77)


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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は5月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
http://www.jpmac.or.jp/

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〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:http://www.jpmac.or.jp/

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