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第78号(2021年9月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2021/9/30 ◆

日本海事センターメールマガジン =第78号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●10月1日よりホームページをリニューアルいたします。

今回のリニューアルでは、ご利用される皆様にとって、
より情報が探しやすいよう構成やデザインを全面的に刷新しました。
また、スマートフォンやタブレット端末からもご覧いただける
レスポンシブサイトで作成しています。
今後とも内容の充実を図るとともに、わかりやすく、最新の情報を
発信してまいりますので、是非ご活用いただければ幸いです。


●海事図書館 開館日時変更(水・金 12:00~16:00開館)のお知らせ

海事図書館は当面の間、以下の通り開館日を週2日とし、開館時間を短縮いたします。

開館日時:水曜・金曜 12:00から16:00

開館日につきましては、従来通り来館予約制を継続いたします。
ご来館をご希望の方は、ご来館日時・ご利用資料等をご連絡ください。
詳しくは下記URLをご参照ください。
http://www.jpmac.or.jp/information/pdf/836_1.pdf

利用者の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。


●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://www.nippon-maru.or.jp/donations/

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【目次】
1 2021年9月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事資料調べ方講座
4 海運ミニ知識

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1 2021年9月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
9月に寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開しましたので
ご活用ください。

URL http://www.jpmac.or.jp/research/contribute.html
  (10月1日掲載)

・「IMO第108回法律委員会の審議の結果と動向」
(2021年9月:日本海事新聞)


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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2021年9月28日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2021年8月)1,848,116TEU(1.3 %増)
     《8月単月で過去最高を更新。中国積が前年同月比7.0%減、
ASEAN、南アジア積の増加続く。》

北米復航(米国からアジア)(2021年6月)478,927TEU(8.2 %減)
《21年上半期累計は、前年同期比0.2%減となる327.8万TEU》

欧州往航(アジアから欧州)(2021年7月)1,442,943TEU(0.3 %減)
《6か月振りの減少、北東アジア積は22.8%増》

欧州復航(欧州からアジア)(2021年7月)669,045TEU(9.1%減)


【概要とポイント】
・北米往航は、前年比1.3%増で14か月連続のプラス。
2021年8月の中国(塩田)-ニューヨーク間の運賃は
前年比422.7%増の15,680ドル/TEUで16か月連続のプラス。

・北米復航は、前年比8.2%減で、4か月ぶりのマイナス。
2021年8月のニューヨーク-中国(塩田)間の運賃は
前年比72.8%増の1,400ドル/TEUで16か月連続のプラス。

・欧州往航は、前年比0.3%減で6か月ぶりのマイナス。
2021年8月の中国(塩田)-英国(フェリックストウ)間の運賃は
前年比474.8 %増の7,760ドル/TEUで15か月連続のプラス。

・欧州復航は、前年比9.1%減で6か月ぶりのマイナス。
2021年8月の英国(フェリックストウ)-中国(塩田)間の運賃は
前年比33.1%増の1,730ドル/TEUで21か月連続のプラス。

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3 海事資料調べ方講座

過去に受けたご質問の中から。

Q.
日本を含めた主要海運国の船腹量の推移を知りたい。
戦前の1939年から現在まで時系列のものはないか。

A.
毎年発行されている「Lloyd's Register of Shipping : Statistical table」
(1992年以降は「World fleet statistics」と改題)で調べることができる。

詳しい情報はコチラ!
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000305146

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4 海運ミニ知識

◆「船に掲げる旗」

船には国籍を表す旗を掲げなければならないという決まりがあり、
船籍国の国旗を掲げて航行しています。

その他に、IMO(国際海事機関)によって定められた40種類の国際
信号旗があります。旗にはそれぞれ意味があり、その旗を掲げるこ
とで現在の船の状態を他の船に知らせることができます。たとえば、
B旗を掲げている船は危険物を運送中または荷役中と分かります。
2旗、3旗と並べて掲げると、また別の意味になります。

また、祝祭日や記念日、式典等の際には、国際信号旗を船上に連ね
て飾ります。これを満船飾(軍艦の場合は満艦飾)と言います。

<参考資料>
「面白いほどよくわかる船のしくみ」
賞雅寛而編著 日本文芸社発行 2009年
(海事図書館所蔵番号:503950 請求記号:550.4/Ta41) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は10月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。
jmc-info@jpmac.or.jp

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◆Japan Maritime Center◆_____________________________◆JMC◆
編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/

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