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第97号(2023年4月)

◆Japan Maritime Center◆___________________________2023/4/28◆

日本海事センターメールマガジン =第97号=

◆JMC_________________________________◆Japan Maritime Center◆

=お知らせ=

●「第7回JMC海事振興セミナー」を開催いたします。

◆第7回JMC海事振興セミナー
「コンテナ船業界の現状と今後の見通し」

 本セミナーは、昨年3月に開催した第一回セミナーが大変好評であった
ことを踏まえ、その後のコンテナ荷動きやコンテナ運賃の動向など最新の
動向と今後の見通しなどについて、第一回に引き続いて意見交換を行うものです。

◆開催日時:2023年7月13日(木) 14:00~16:00
◆開催方法:ハイブリッド形式(Zoomウェビナー併用)
※若干名、会場での参加が可能です
◆開催場所:海事センタービル4階会議室(東京都千代田区麹町4-5)

【報告1】
「2020年から現在における海上コンテナ輸送-荷動き・市況・船舶等の動向-」
    (公財)日本海事センター 企画研究部 研究員 後藤 洋政 
【報告2】
「海運業界の今後の動向とチャレンジ」
    CMA CGM Japan(株) 代表取締役社長 内田 秀樹 氏 
【報告3】
「コンテナ船物流の現状と展望」
    オーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン(株) 
    取締役専務執行役員 戸田 潤 氏
【報告4】
「海上コンテナ市場を取り巻く環境と今後のコンテナ輸送会社の役割」
【総 評】総括コメントと事業者への質問
    講演・コーディネーター:
    拓殖大学 商学部 教授(日本海事センター客員研究員)松田 琢磨 氏
               
参 加 費:無料
申込期限:7月11日(火)まで 

◆詳細は以下サイトをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/application/S421459/


●海事図書館からのお知らせ

開館日時:月曜から金曜 12時から17時(入館・複写受付は16時半まで)
休館日:土日祝日

予約優先制を導入しておりますので、予約フォーム、メール等による
事前のご予約をお勧めいたします。
ご予約がなくても利用は可能ですが、閲覧席の利用、資料の出納などを
制限させていただく場合がございますのでご了承ください。

詳しくはホームページをご覧ください。

海事図書館ホームページ:https://www.jpmac.or.jp/library/


●海事図書館蔵書テーマ展示「タイタニック沈没から111年」開催のお知らせ

海事図書館では、今年度より館内にて蔵書のテーマ展示を行うことといたしました。
その第一弾として、現在「タイタニック沈没から111年」を開催中です。

蔵書テーマ展示「タイタニック沈没から111年」
開催期間:2023年4月14日(金)から6月30日(金)
     平日12時から17時、土日祝日休館
展示資料数:42冊(下記展示資料リスト参照)

展示資料の貸出も可能です。ご来館をお待ちしております。

詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jpmac.or.jp/library/information/detail/?id=12


●(公財)帆船日本丸記念財団様より、帆船日本丸保存修繕活動への
寄附支援のお願いです。
詳細は以下サイト「帆船日本丸保存のためのご寄附のお願い」をご覧ください。
URL https://readyfor.jp/projects/nippon-maru

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【目次】
1 2023年4月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事
2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
3 海事図書館 今月のオススメ図書
4 海事資料調べ方講座
5 海運ミニ知識

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1 2023年4月に新聞・雑誌に寄稿・投稿した記事

日本海事センターが行った、海事分野における諸課題に関する
調査・研究成果の概要を、各新聞・雑誌に寄稿・投稿しております。
今月寄稿・投稿した記事等をホームページ上に公開いたしますので
ご活用ください。

URL https://www.jpmac.or.jp/img/research/pdf/E202311.pdf

・「EUにおける海運部門のGHG排出削減に関する動向」
(2023年4月:日本海事新聞)

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2 主要航路(北米・欧州)の荷動き量とポイント
<2023年4月25日発表>

【荷動き量】
北米往航(アジアから米国)(2023年3月)1,278,220TEU(33.3%減)
《中国積みが前年同月比38.9%減、ASEAN積みが同29.7%減少》

北米復航(米国からアジア)(2023年1月)466,945TEU(9.4%増)

欧州往航(アジアから欧州)(2023年2月)977,862TEU(13.8%減)
《100万TEUを下回るのは、20年2月以来となる ※速報値》

欧州復航(欧州からアジア)(2023年2月)512,108TEU(4.1%減)

【概要とポイント】
・北米往航は、前年比33.3%減で7か月連続のマイナス。
2023年3月の北米往航運賃指数は、前年比78.0%減の2,443ドル/40ftで
10か月連続のマイナス。

・北米復航は、前年比9.4%増で3か月連続のプラス。
2023年3月の北米復航運賃指数は、前年比24.8%減の1,367ドル/40ftで
8か月連続のマイナス。

・欧州往航は、前年比13.8%減で13か月連続のマイナス。
2023年3月の欧州往航運賃指数は、前年比81.4%減の2,295ドル/40ftで
10か月連続のマイナス。

・前年比4.1%減で20か月連続のマイナス。
2023年3月の欧州復航運賃指数は、前年比57.9%減の991ドル/40ftで
11か月連続のマイナス。

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3 海事図書館 今月のオススメ図書

■「コンテナから読む世界経済 経済の血液はこの「箱」が運んでいる!」
 松田琢磨著 KADOKAWA発行
 2023年3月刊行(所蔵番号:506041 請求記号:M.521/Ma74)

コンテナの箱は何を入れ、どこに向かい、世界をどう動かすのか。
輸送量からわかる各国の経済状況、金融政策・環境規制が及ぼすコ
ンテナ輸送への影響など、さまざまなテーマに沿ってコンテナ輸送
と経済の関係を解説する。(「honto」webページより)

■「文明の物流史観」
 黒田勝彦,小林ハッサル柔子著 成山堂書店発行
 2021年7月刊行(所蔵番号:506043 請求記号:675/Ku72)

文明の誕生と盛衰の歴史は、交易要素によっていかなる経緯をたど
ったのか。四大文明が栄えた地域の他地域に対する比較優位性を明
らかにし、都市文明やその後の大文明の開化は、交易と物流と不可
分の関係にあることを示す。
(「honto」webページより)

今月の新着図書一覧はコチラ!
https://opac369.libraryexpert.net/lib3/kaiji/lx/newlbcc.aspx

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4 海事資料調べ方講座

海事図書館が過去に受けたご質問の中から。

Q.
世界の主要港の貨物取扱量統計を見たい。

A.
ISL発行「Shipping statistics yearbook」で分かる。


詳しい情報はコチラ!

https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000329295

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5 海運ミニ知識

◆「灯浮標・浮標」

海の中には岩礁や浅瀬など、船にとっての障害物があります。これ
らがどこにあるかは海図にも描かれていますが、灯浮標や浮標とい
った航路標識でもわかるようになっています。

灯浮標や浮標は、障害物の付近に浮かべてあり、灯光を発するもの
が灯浮標、発しないものが浮標です。流れていかないように錨で固
定されています。

これらの形や色、光り方は、世界共通の浮標式というルールで決め
られています。たとえば、航路の右側に障害物がある場合は赤色、
左側に障害物がある場合は緑色、工事区域などを示す場合は黄色と
いったように、容易に判別がつくようになっています。

<参考資料>
「プロが教える船のすべてがわかる本 つくり方からしくみまで」
池田良穂著 ナツメ社発行 2009年2月刊行
(海事図書館所蔵番号:503752 請求記号:550.4/I32) 他

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今月も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は5月下旬頃、配信予定です。

このメールは、日本海事センターの活動にご関心をお持ちの方及び
日頃ご協力いただいております方へお届けしております。

このメールは、送信専用メールアドレスから配信しております。
恐れ入りますが、お問い合わせは下記メールアドレスまで
お送りくださいますよう、お願いいたします。

jmc-info@jpmac.or.jp

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◆日本海事センターホームページ
https://www.jpmac.or.jp/

◆Japan Maritime Center◆_____________________________◆JMC◆
編集・発行:(公財)日本海事センター 企画研究部
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5 海事センタービル8F
Tel: 03-3263-9421
E-Mail:jmc-info@jpmac.or.jp
HP:https://www.jpmac.or.jp/

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